S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

メールより電話!重宝され続けるビジネスフォンとは?

ビジネスシーンにおいて必須のビジネスフォン

メールやSNSが普及した現在も、電話によるコミュニケーションは必要不可欠です。ビジネスシーンにおいて、社員やお客さまへ急ぎの要件を伝える際は、メールやSNSより電話をつかうことが多いのではないでしょうか。
今回は多くの会社で利用されている、法人用の電話機(以下、ビジネスフォン)について説明します。

ビジネスフォンの特徴

ビジネスフォンの大きな特徴は複数の内線と外線を利用できることです。
内線とは、オフィス内で連絡をする際に利用されます。たとえば、オフィス内にある営業部から経理部へ連絡を入れる際につかわれる回線のことです。外線とは、オフィス内にいる社員から社外で業務をしている社員の携帯端末や、取引先へ連絡をする際に利用される回線です。会社の規模や業種、従業員の人数によっては電話の利用頻度も増え、多くの内線と外線が必要です。

家庭用電話機との違い

家庭用電話機は1台(一般的に親機+子機)につき、1本の外線を利用することが主流です。そのため、親機で外線を使用している場合、子機から外線で発信できません。また、外線や内線を使用している際は着信を受けることはできません。
家庭用電話機と違い、ビジネスフォンには主装置と呼ばれる機器があります。主装置を設定することで複数の外線、内線を利用できます。
主装置の設定次第で利用用途に合わせたカスタマイズが可能ですので、電話機ごとに内線、外線の発着信選択、留守番電話設定や転送設定などができます。

次世代ビジネスフォン!?クラウドPBXについて

主装置は構内交換機、またPBX(Private Branch Exchange)と呼ばれることもあります。最近ではオフィス内に設置してあるPBXをクラウド上におくクラウドPBXが注目されています。クラウドPBXのメリットのひとつに携帯端末と連携する機能があります。社外にいる社員の携帯端末へ外線ではなく、内線として通話ができるので、通話料金の大幅な削減が期待できます。またオフィスへかかってきた電話を社外にいる社員の携帯端末へ内線転送することも可能です。
現在、会社支給の携帯端末や個人の携帯端末を業務で利用することが増えており、固定電話の利用が減少傾向にあります。携帯端末と連携がとれるクラウドPBXは、今後さらに普及していくことが予測されます。
クラウドPBXの詳しい特徴やメリットについては次回紹介します。

現金が不要な世の中はもうすぐそこ?コード決済とは!?

近年の決済方法は大きく変化している?

近年まで、商品やサービスの決済方法は、現金やクレジットカード払いが主流でした。2004年のおサイフケータイ(株式会社NTTドコモ)のサービス開始から、モバイル端末をつかった決済がとても身近になりました。その後、モバイル決済はスマートフォンの発展とともに急速に進歩しています。
今回はモバイル決済のひとつであるコード決済について紹介します。

どんな端末でも利用可能!?コード決済

最新のスマートフォンには、複数のクレジットカード、Suicaなどの電子マネーをひとつにまとめることができるApple Pay、Android Payといったモバイルウォレットが搭載されています。
おサイフケータイやモバイルウォレットはFeliCaを搭載している端末のみが利用可能です。一方で、QRコードをつかったコード決済も広まっています。これは、どんな機器でもアプリが動作すれば利用可能という、より利便性の高いサービスです。

おサイフケータイやモバイルウォレットについては、こちらで詳しく解説しています。
通信技術の革命!モバイル決済の変化①
通信技術の革命!モバイル決済の変化②
また、QRコードによる決済についても、こちらでより詳しくまとめています。
通信技術の革命!モバイル決済の変化③


コード決済の種類について

国内でのコード決済としては、QRコード方式の「楽天ペイ」「LINEペイ」「Origami Pay」があります。
また、中国発祥のスマートフォン決済サービスの「Alipay」「WeChatPay 」も日本で浸透しはじめてます。

今後はコード決済が主流に!?

2020年、日本では東京オリンピックが開催され、海外から多くの観光客が見込まれています。
日本はまだまだ現金決済が根強いですが、すでに海外ではモバイル決済が主流になってきています。
東京オリンピックでの海外からの観光客を考慮すると、外貨両替の手間を省いたり、防犯面でも安心なモバイル決済の導入が売上に大きく影響すると思われます。
これまでのおサイフケータイやモバイルウォレットと異なり、コード決済は一般に普及したスマートフォンさえあれば利用できます。また導入コストも低いため、これからの決済方法の主流になることが予想されます。
またソフトバンク株式会社は台湾のファーイーストンなどと、ブロックチェーンコンソーシアム「CBSG」を立ち上げ、購入した商品の支払いを端末料金に合算させる決済サービスの実用化に向けて動き出しました。

S-Collection株式会社では、QRコードをつかった決済サービス「WEBチケ」を提供しており、すでに多くの企業様にご利用いただいております。決済サービスをご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。

より強固なセキュリティ対策を!VPNアプリ、つかっていますか?

VPNアプリの用途

近年急激に増加!?Wi-Fiスポットについてにて紹介したように、無料Wi-Fiスポットの整備が進んでいますが、そこで重要となるのがセキュリティ対策です。
安全に無料Wi-Fiスポットを活用するために、セキュリティを高めるという用途でVPNアプリが活躍しています。(VPNについてはこちらをご参照ください。いったいなに?安全なデータ通信を実現するVPNとは
また、政府によるアクセス制限が厳しい中国では、それをうかいして海外のインターネットサービスを活用する目的でもVPNアプリは活躍しています。
今回は、VPNアプリの種類とそれぞれの特徴についてお伝えします。

VPNアプリの種類

VPNアプリは利用料金の有無、通信容量制限の有無で大きく3つに分類ができます。

1.無料で通信容量に制限がないVPNアプリ

VPN Master
やや広告が多めですが、接続先を選んで接続ボタンを押すだけのシンプルな操作でつかえます。通信容量に制限がないことも魅力です。

VPNネコ
接続先を選んで接続ボタンを押すだけの簡単操作で、かつ利用登録の必要もなく通信容量無制限で手軽につかえるのも魅力です。日本語でもつかうことができます。現在はiPhoneのみで、Androidでのサービス提供の予定はありません。

・Betternet
接続ボタンを押すだけのシンプルな操作で通信容量が無制限で利用できます。接続先を選択できないので、タイミングによって通信速度にばらつきがあります。

2.無料で通信容量に制限があるVPNアプリ

・Surf Easy VPN
日本語でつかえて、接続先を選択するのみの簡単操作です。毎月500MBと通信容量に制限がありますが、友人を紹介すると容量の上限が増える仕組みです。

・VPN123
接続先を選んで接続ボタンを押すだけの簡単操作で、なおかつ通信速度が非常に速いことが特長です。無料版では日本のサーバーにしか接続できないことと、通信容量に500MBの制限がある点を許容できるのであればおすすめです。

3.有料VPNアプリ

・インターネットセキュリティサービスを提供している会社のなかには、VPNを提供している会社もあります。(Symantec Corporation、Kaspersky Labなど)
これらの会社の製品は値段は高めですが、通信速度が速く快適に利用できます。基本的に通信容量に制限はありません。

ノートンWiFiプライバシー
Symantec Corporationの提供するアプリで、値段は高めですが、日本語に対応し、通信速度もVPN無しの場合と遜色ないレベルに保たれています。

・Express VPN
通信速度が非常に速く、操作が簡単です。値段が高めなことと日本語に対応していない点がデメリットですが、操作が簡単なため、VPNの使用頻度が高い方にはおすすめです。

・Hide My Ass! Pro
チェコの無料セキュリティソフト大手のAvast Software社が提供するVPNです。最大のメリットは接続地点の多さです。他社製品は15カ国前後が多いですが、190カ国の接続地点を利用できるので、アクセス制限が厳しい国にいるときに真価を発揮します。

・セカイVPN
日本の会社が提供するVPNのため、完全日本語対応です。通信速度にやや難がありますが、OpenVPNやIKEv2といったプロトコルにも対応しているため、信頼性の高い通信が可能です。ただ、その高い信頼性を実現するために、メールソフトは利用不可(大量の迷惑メール送信を防止するため)という条項があります。そのため、利用シーンをよく考えてつかう必要があります。

このようにさまざまなVPNアプリがありますが、利用目的や利用する場所などを考えて最適なソフトを選ぶことが重要です。安全かつ快適なインターネットライフを満喫しましょう。

もう後進国とはいわせない!国内のフリーWi-Fi整備事情

日本全国で利用可能?!NTTグループが提供する街Wi-Fi、ご当地フリーWi-Fiとは?

長らく日本は、訪日外国人観光客からフリーWi-Fiに対しての不満が多くありましたが、近年ようやくフリーWi-Fi環境の整備が進んでいます。
観光庁が2017年2月2日に発表した「無料公衆無線LAN環境」の調査結果では、60.5%の訪日外国人観光客が「前回の訪問時とくらべてフリーWi-Fi環境が改善されている」と回答しています。
主に訪日外国人観光客の増加を目的にフリーWi-Fiが整備されていますが、接続端末をお持ちの方ならどなたでも利用できます。
今回は東日本、西日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本、西日本)が提供する、「街Wi-Fi」、「ご当地フリーWi-Fi」について紹介します。

Wi-Fi、ご当地フリーWi-Fiってなにが便利なの?

「街Wi-Fi」、「ご当地フリーWi-Fi」は、NTT東日本、西日本が自治体と連携しているWi-Fi接続サービスです。
全国の公共施設、観光地などのアクセスポイントに簡単に接続でき、観光おすすめスポット情報を見ることもできます。
2018年5月現在、北海道から九州・沖縄まで、全国の主要な都市をカバーしています。
専用のアプリをつかうことで、エリアをまたがってもワンタップで街Wi-Fi、ご当地フリーWi-Fiを利用できます。(「意外と知らない!?非常に便利なWi-Fi用アプリ!①」で詳しく紹介しています。)

ご当地キャラとフリーWi-Fiのコラボ!

Wi-Fi、ご当地フリーWi-Fiは、ゆるキャラとの相性も抜群です。
フリーWi-Fiのロゴにゆるキャラを入れることで、自治体が提供していることがわかりやすく、目を引きやすいというメリットがあります。
また、ロゴに各地の名産や名所を取り込むことにより、訪日外国人観光客へのPRにもつながります。

これを機会に旅行に行く際は、ぜひ街Wi-Fi、ご当地フリーWi-Fiをつかってみてはいかがでしょうか。

意外と知らない!?非常に便利なWi-Fi用アプリ!②

「Japan Connected-free Wi-Fi」にはほかにもメリットが!

前回「意外と知らない!?非常に便利なWi-Fi用アプリ!①」にて「Japan Connected-free Wi-Fi」の利用者にとってのメリットについてお伝えしました。
今回は「Japan Connected-free Wi-Fi」を利用することで、事業者にとってどのようなメリットがあるかお伝えします。


事業者にもメリットあり!

「Japan Connected-free Wi-Fi」は利用者だけでなく、事業者にもメリットがあります。
「Japan Connected-free Wi-Fi」利用者は現在地周辺の利用可能場所を検索できるので、Wi-Fiスポット設置済みの店舗なら集客アップ、自治体であれば観光客の増加につながります。


インバウンドにもつながる!

2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、今後ますます訪日外国人観光客が増えます。
そのため、このアプリは以下の16言語に対応しております。

英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、マレー語、インドネシア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、ポルトガル語ベトナム語タガログ語、日本語

以前、「なぜ今、インバウンドが注目されているのか?」でインバウンドのメリットを紹介しましたが、インバウンドによってもたらされる外国からの需要を期待し、提携事業者として「Japan Connected-free Wi-Fi」を捉えている自治体や企業も少なくありません。

S-Collection株式会社は、今後のインバウンドの動向にも注目しながら、今よりさらにお客さまに喜ばれるサービスをいち早く提供する企業に成長しつづけていきます。

意外と知らない!?非常に便利なWi-Fi用アプリ!①

無料でつかえる!?便利なWi-Fi用アプリとは?

2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、近年全国で無料Wi-Fiスポットが増えつづけています。
無料Wi-FiスポットはWi-Fi提供事業者ごとにメールアドレスやSNSの登録が必要な場合が多いので、敬遠されている方も多いのではないでしょうか。
今回はそれを解決できる無料アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」についてご紹介します。

 

「Japan Connected-free Wi-Fi」とは?

「Japan Connected-free Wi-Fi」とは、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社が訪日旅行客の無料Wi-Fiの利用促進および利便性向上を目的として提供しているアプリです。
無料Wi-Fi スポットを導入している事業者の協力により、2013年11月にサービスを開始し、現在では17万か所以上のエリアで無料でWi-Fiが利用可能です。

 

たった一度の利用登録でWi-Fiスポット接続時の手間を解消!

「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリに一度利用登録することで、これまで事業者ごとに必要だった利用登録の手間を解消できます。
フリーWi-Fiを探し、エリアに着いたらアプリを起動して、「Connect」ボタンをワンタップするだけでWi-Fiに接続可能です。

 

17万か所以上のWi-Fiスポット!

無料Wi-Fiスポットを提供しているさまざまな自治体、企業などと提携しており、現在17万か所以上のWi-Fiスポットが利用可能です。
具体的には、JRやANAセブンイレブン、日産、各都道府県の地方自治体などがあります。


次回は提携している事業者にとってのメリットについてご紹介します。

インターネット普及の根源!光回線を徹底解剖!②

伸びつづけた光回線はすでに飽和市場?!

前回「インターネット普及の根源!光回線を徹底解剖!①」でお伝えした光回線について、今回はそのメリットとデメリット、そして今後の展望についてお伝えします。

 

1.各光回線のメリットとデメリット

光回線が普及し、高速通信および安定した通信が可能となり、快適にインターネットを利用することができます。
多くのキャリアやその代理店がさまざまな光回線を提供していますので、各回線のメリットとデメリットを以下のとおりまとめました。

 

 

メリット

デメリット

フレッツ光

・対応エリアが広い

・オプションサービスが充実している

・保守サービスが充実している

・プロバイダ契約が別途必要

・キャッシュバック、割引、キャンペーンなどの特典が少ない

コラボ光

フレッツ光からの転用なら工事が不要

フレッツ光より安く利用できる場合がある

・プロバイダがセットの場合は別途契約は不要

・一度乗り換えると、フレッツ光に戻せない

・コラボ事業者ごとに保守サービスの質にバラつきがある

auひかり

・速度が速い

・利用料金が安い

・割引やキャンペーンなどの特典が多い

・対応エリアが狭い

NURO光

・圧倒的な速度と安さ

・対応エリアが狭い

各電力会社光

・長期契約で割引やキャンペーンが利用可能

・対応エリアが限定される



2.飽和市場になりつつある光回線!今後の展望は?

毎年光回線の契約数は伸び続け、2017年3月時点では、2,933万件に到達しました。しかし、NTT東西をはじめ2017年度からの伸びは鈍化しています。すでに飽和市場となりつつある光回線は、今後どのように発展していくのでしょうか。

今まで一般消費者向けにビジネス展開してきたNTT東日本も、約2年ほど前から法人市場向けにシフトしています。保守やセキュリティーといった付加価値サービスが利用者に喜ばれています。
今後はインターネットを利用するだけでなく、光回線を利用した付加価値サービスの提供がより顕著になると予想されます。

企業がさまざまな需要に対応し、近年5Gなどの無線通信に注目するなか、光回線が普及してきた背景には、技術の発展とともにその時代の利用者のニーズがあります。
S-Collection株式会社では、お客さまのご要望に真摯にお応えすることで、今後さらに価値あるサービスを展開していきます。