S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

通信技術の革命!モバイル決済の変化③

オンラインアカウントと紐づけた決済手段

前回まで「通信技術の革命!モバイル決済の変化①」でモバイル決済について、「通信技術の革命!モバイル決済の変化②」でモバイルウォレットについて紹介しました。今回は、インターネットサービスのオンラインアカウントと決済手段を紐づけた決済サービスについて紹介します。
具体的にはLINE Pay、楽天ペイなどが挙げられます。

QRコードで簡単に決済!LINE Payと楽天ペイとは?

LINE Payには、LINE Payカードと呼ばれる物理的なプラスチックカードを利用する方法、オンライン決済でLINE Payを選択する方法、またはQRコードで決済する方法があります。

楽天ペイには、専用アプリを利用して楽天IDでログインすることでアプリ決済する方法またはQRコードで決済する方法があります。
各社ごとに、それぞれ特徴的なサービスが展開されています。たとえば、楽天ペイは決済に楽天ポイントを利用することができます。

QRコード決済は、印刷された店頭のQRコードをユーザーが読み取ります。決済方法には金額固定方式と金額入力方式があります。
金額固定方式は加盟店が金額を設定できるため、マッサージや自動販売機などの支払金額があらかじめ決められている加盟店向けです。
金額入力方式はユーザー自身が直接金額を入力できるため、レストランやクリーニング店などでの会計時に合計金額が決定する加盟店向けです。

QRコード決済は、QRコード表示用のスマートフォンを購入する必要がない点が特徴です。
加盟店は印刷されたQRコードさえあれば、より簡単かつ低コストでキャッシュレス決済を導入することが可能となります。

また、オンラインアカウントにクレジットカードや銀行口座を登録することで、個人間送金や店舗決済が可能になります。一種のオンライン口座で、チャージした金額を送金や決済に利用することができます。

S-Collection株式会社は、このようなモバイル決済を含めた通信技術の動向も情報収集しながら、今後もお客さまにより喜ばれるために努力してまいります。

通信技術の革命!モバイル決済の変化②

複数のクレジットカードを利用できる、モバイルウォレット

前回「通信技術の革命!モバイル決済の変化①」では、国内で主流となっているモバイル決済について紹介しました。今回はモバイルウォレットについて紹介します。端末を財布(ウォレット)と見立てて、端末内に複数のカード、身分証情報などを保存し、必要に応じて利用する仕組みをモバイルウォレットといいます。
モバイルウォレットを利用することにより、これまで財布、定期券入れなどにバラバラに入っていたクレジットカード、定期などをひとつにまとめることができ、手軽、かつスピーディーに決済ができるようになります。 

1.モバイルウォレットのメリット

モバイルウォレットのメリットは一元管理がしやすいことです。
また、従来の物理的なカードではできなかった、端末上でのショッピング、インターネットバンキングなどを利用できるようになりました。

2.安全性を高めるためには!?

モバイルウォレットの安全性を高めるにはどうすればよいのでしょうか。
端末上で安全性を高めるために、トークン化が必要となります。
トークン化はカード情報を別形態で端末内に保管することです。また、トークンそのものを無効化することができるため、盗難された時も被害を最小限に抑えられるため、安全性が高まります。
具体的には、Apple Pay、Android Payなどが挙げられます。クレジットカードやデビットカード情報をサービスに入力することでトークンが発行されます。そしてアプリ、Webブラウザ上でネット決済、FeliCa技術をつかった店頭決済で利用されます。

次回は「通信技術の革命!モバイル決済の変化③」にて、オンラインアカウントと紐づけた決済手段について紹介します。

通信技術の革命!モバイル決済の変化①

もはや常識!?国内主流モバイル決済

2004年からおサイフケータイが開始されて以降、端末で決済するという行為が一般的になってきました。
しかしながら、まだまだ知られていない部分も多々あります。そこで、今回は日本国内で主流なモバイル決済について紹介します。

国内の主流!FeliCaベースのサービス

日本国内で主流なモバイル決済のサービスは、FeliCaソニー株式会社が開発した非接触型ICカードの技術方式)ベースの技術を用いたものです。次の2つのパターンに分類できます。

1.電子マネー

電子マネーには残高という概念があり、残高以上の決済はできません。もし残高が減った場合はチャージして残高を増やす必要があります。
残高が一定額を下回った場合に、自動的にチャージを行うオートチャージ機能もあり、残高不足を防ぐことができます。
具体的には、楽天EdynanacoWAON、または交通系ICカードなどが挙げられます。

2.クレジットカード型

クレジットカード型には残高という概念がないので、1回あたりの決済限度額以内であり、かつ信用枠を超えない範囲であればチャージを行うことなく利用できます。
最近では、クレジットカード決済の仕組みを用いてプリペイドカードや、デビットカードのサービスも提供されてきています。
具体的には、iD、QUICPayなどが挙げられます。

次回は「通信技術の革命!モバイル決済の変化②」にて、複数のクレジットカードを利用できるモバイルウォレットについて紹介します。

快適な通信環境を実現!安定した無線LAN(Wi-Fi)のポイント②

すぐに実践可能!通信速度改善策

前回「快適な通信環境を実現!安定した無線LAN(Wi-Fi)のポイント①」で、無線LANWi-Fi)を安定させるポイントを紹介しました。
今回は実際に通信速度が不安定になったり遅くなった場合に、すぐに実践できる対応策を紹介します。

 

1.場所と用途でうまくつかい分ける!

無線LANWi-Fi)の親機とパソコンやスマートフォンなどの子機の周波数帯を5GHz帯と2.4GHz帯でつかい分けることが可能な場合を想定します。
快適な通信環境を実現!安定した無線LANWi-Fi)のポイント①」で説明したとおり2.4GHz帯は障害物に強いので、壁などの遮蔽物があるときや、無線LANWi-Fi)の親機との距離が遠いときに快適な通信速度を実現することが可能です。
また、5GHz帯は無線LANWi-Fi)までの距離が近いとき、速度重視のとき、またはマンションなどの部屋ごとでの電波が干渉しやすい場所で利用することをオススメします。

 

無線LANWi-Fiルーターをリセットする!

通信が著しく不安定になる場合や、通信速度が著しく低下したときはルーターをリセットすることが効果な場合があります。
具体的には、ACアダプターを10秒間抜いて差し込む方法と、リセットボタンをつまようじなどの細い棒で数秒押す方法があります。
ルーターをリセットすることで、プロバイダーへの接続設定が初期化される場合があるため、注意が必要です。
特に2.4GHz帯を使用してる場合、無線LANWi-Fiルーターを電子レンジやBluetoothなどの電波を発信するものから遠ざけることで、電波の干渉を防ぎ通信が安定します。

 

パソコンの場合、有線LANを使用する!

インターネットに接続する際に、無線LANでつなぐ方法が最も簡単ですが、有線LANの通信速度と安定性を現状超えてはいません。
有線LANを使用するのも安定で快適な通信環境を実現する解決のひとつです。さらに有線LANのなかでも通信速度が安定しやすいものと安定しにくいものがあります。
SPEEDTEST(通信速度をテストするサイト)などで比較するのもよいでしょう。

 

2.同時接続する場合、アクセスポイントを分ける!

パソコンやスマートフォンを同時に同一のアクセスポイント(周波数帯)に接続する場合、通信の交通渋滞が起きてしまいます。すると、通信速度が遅くなる、通信が途切れる、そして通信が不安定になる可能性があります。
この場合は、周波数帯を2.4GHz帯と5GHz帯でつかい分けるのが効果的です。
遅い子機には遅いアクセスポイントである2.4GHz帯に、速い子機には速いアクセスポイントである5GHz帯にそれぞれ接続します。
主に新旧のパソコンが混在する職場のインターネット環境で効果的です。

S-Collection株式会社は、このような通信規格の情報をお客さまに届け続けるとともに、自社のMVNO事業の通信サービス向上にも尽力していきます。

快適な通信環境を実現!安定した無線LAN(Wi-Fi)のポイント①

無線LANWi-Fi)を安定させるコツ

以前、「遅いWi-Fiと速いWi-Fiの違いとは?無線LANの通信速度で最速を選ぶコツ」で最速の無線LANWi-Fi)について紹介しました。しかし、いくら最速の無線LANWi-Fi)でも途切れてしまう、遅くなってしまうことがあります。
そこで、今回は無線LANWi-Fi)で通信環境を安定させるための基本的なコツを紹介します。

 

1.高速通信は周波数帯の高さで決まる!

通信環境の安定には、周波数帯が影響しています。
周波数帯の特徴は、周波数帯が高いほど、障害物に弱く高速通信の範囲が狭くなるデメリットがある反面、電波の干渉が少なく通信速度が高速になるメリットがあります。
2.4GHz帯の場合、障害物に強く屋内外ともに利用できる利点がある一方、電子レンジ、無線キーボード、マウス、またはBluetoothなどと電波が干渉する欠点があります。
5GHz帯の場合、障害物に弱い欠点がある一方で、5GHz帯である同じ周波数帯の通信機器が少ないため、電波の干渉が少なく通信速度が高速になる利点があります。
60GHz帯の場合、5GHz帯よりも顕著になります。

 

2.周波数帯を見分ける!「〇〇-a」と「〇〇-g」の違い

無線LANWi-Fi)の周波数帯を見分けるには、ルーターSSIDを確認します。ルーターSSIDは「〇〇-a」、「〇〇-g」の2つのタイプが存在し、「〇〇-a」が5GHz帯で、「〇〇-g」が2.4GHz帯をあらわします。通信環境によって「〇〇-a」と「〇〇-g」を使いわけることで、通信速度が高速になるでしょう。
ルーターによっては「〇〇-5G」「〇〇-2G」と表記される場合もあります。
また、SSIDには「〇〇-aw」、「〇〇-gw」というタイプも存在します。
それらは「〇〇-a」、「〇〇-g」とは通信規格が異なり、最大通信速度がきわめて低いという特徴があります。

わかりやすいように図にまとめました。下記をご参照ください。

 

通信速度(最大)

周波数帯

11a

600Mbps

5GHz帯

11aw

54Mbps

5GHz帯

11g

600Mbps

2.4GHz帯

11gw

54Mbps

2.4GHz帯

 

次回は、「快適な通信環境を実現!安定した無線LANWi-Fi)のポイント②」では、「すぐに実践できる!通信速度改善策」について紹介します。

こんなに便利!VPN活用法!!

安全なデータ通信を実現するVPNの具体的な活用法

以前、「いったいなに?安全なデータ通信を実現するVPNとは」でVPNについて説明しました。今回はVPNの活用法について具体例を交えながら紹介します。 

企業のVPN活用法

企業の一般的な活用法としては、複数拠点を持っている企業の拠点間をつなぐ方法です。
VPNを活用することによって、データ通信を安全に行うことが可能となります。VPNクラウドでのやりとりに比べ安全性が高いので、セキュリティ強化へ取り組んでいる企業が多く採用しています。
また、ビジネスフォン(小規模の内線電話装置)と組み合わせることで、各拠点間での内線通話が可能となります。
これによって、通話料金の削減や取引先からの電話を他拠点の担当者へ直接取り次ぐことができます。ただし、データ通信量と他拠点内線通話量が多くなると、別途光回線を用意しなければならないケースもあるので注意が必要です。

個人事業主VPN活用法

VPNは企業だけではなく、個人事業主とつなぐことも可能です。最近では、労働人口の減少による人材不足が大きな課題となっています。さらに、自宅で育児や介護をする人が増えていることから、今後は在宅勤務やモバイルワークなどのテレワークを導入する企業が増えると予想されます。
※テレワークとは勤労形態の一種で、インターネットを介して時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く形態のことです。そのなかで、在宅勤務は自宅で働くことを指し、モバイルワークは営業先を回りながらノートパソコンやタブレット端末などで作業をすることを指します。

VPNを活用することで、自宅やカフェで仕事をするときに事務所のサーバーへ安全にアクセスすることが可能となります。

以上が、VPN活用法です。VPNを活用することで安全な通信ができ、働き方を大きく変えることができます。

S-Collection株式会社は最新の通信技術の動向に注視しながら、お客さまに喜ばれるサービスをいち早く提供するため、いっそう努力してまいります。

どれが最適!?防犯カメラの種類と特徴

用途にあった選定!防犯カメラを効果的につかうには!?

前回、「 身のまわりの安全を守る!防犯カメラと監視カメラの役割」で防犯カメラについて概要をお伝えしました。防犯カメラにはさまざまな種類がありますので、今回はそれぞれの特徴について解説をしていきます。 

デジタルvsアナログ!ネットワークカメラとアナログカメラの違い

防犯カメラには大きくわけると、ネットワークカメラとアナログカメラの2種類あります。
それぞれの特徴を下記の表にまとめました。

 

ネットワークカメラ

アナログカメラ

特徴

デジタル情報を出力、保存

アナログ情報を出力、保存

保存先

DVD、SDカード、クラウドなど

VHSビデオテープ、ハードディスクなど

接続方法

LANケーブル、Wi-Fi

同軸ケーブル

メリット

給電HUBを使うことで、電源が不要

映像のデータ転送が早い

映像が途切れない

夜間映像、逆光補正に強い

デメリット

通信状況によって、映像が途切れる場合がある

接続台数によって、通信容量がいっぱいになる場合がある

カメラの電源が必要

映像のデータ転送が遅い

一長一短あるので、設置場所や用途によって選定する必要があります。

決め手は!?防犯カメラの選定 

防犯カメラの形状にもそれぞれの特徴があります。下記の表にまとめました。

カメラの種類

おすすめのシチュエーション

ボックス型

固定

屋外、万引き防止

PTZ

工場

ドーム型

固定

飲食店

PTZ

駐車場

※PTZ:パン・チルト・ズームの略で、カメラのレンズの向きを左右上下に動かし、ズームイン、アウトが可能です。

ボックス型は防犯カメラに代表される形をしており、犯罪抑止効果目的で使用されることが多い一方、ドーム型はカメラかどうか外観では判別がつきにくく、カメラの向きもわかりづらいため、不快感を与えずに監視することができます。そのため、特に飲食店などで利用されています。

以上が防犯カメラの種類と特徴です。用途にあった選定をすることが重要です。ネットワークカメラであれば、スマートフォンで防犯カメラの映像を確認することができます。

S-Collection株式会社が提供するMVNOでは、豊富なパケット通信が可能なため、さまざまな商材をより便利に利用していただくことができます。ぜひお試しください。