S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

消えるMVNO市場のメリットと、光るS-Collection株式会社の強み

今までMVNOの特徴や、S-Collection株式会社のMVNOのメリットについて紹介してきました。
今回はMVNO市場の動向とそのなかでのS-Collection株式会社の通信事業の強みについてお伝えします。


MVNO市場のこれから

通信業界のリサーチ会社であるMM総研が発表した「国内MVNO市場規模の推移(2017年9月末)」によると、MVNO事業者がSIMカードを活用し、独自の料金プランで提供している「独自サービス型SIM」の回線契約数は、2017年9月末で934.4万回線となりました。
2016年9月末時点では657.5万回線だったので、1年間で回線数は42.1%増加しています。


現在もMVNO市場は拡大傾向にありますが、以前と比べると伸び率は下がっており、2018年3月末時点で1,075万回線と予測を修正しています。この数字は、2017年期初の予測と比較すると95万回線下回る予測となります。


伸び率が低下している主な要因は、大手キャリアの新プランやY!mobileの攻勢により、MNOからMVNOへの顧客流入数が大幅に減少したからです。
大手キャリアの新プランとは、NTTドコモの「シンプルプラン」や「docomo with」、auの「auピタットプラン」、Y!mobileの「ワンキュッパ割」などで、従来のMNOのプランよりも安いプランが増えています。
このような新プランは、MVNOのプランよりも必ずしもお得になるわけではありませんが、少なくとも使用するデータ通信量が少ないユーザーの料金は、MVNOと争う料金にまで下がってきています。
これがMVNOへの乗り換えを思いとどまらせている要因のひとつとなっています。
大手キャリアと、そのサブブランドを含めた競争環境に大きな変化が生じない限り、MNOからMVNOへの顧客流入数は減少し続けると予想されます。


今後は、個人向けスマホ用途としての成長スピードは下がるものの、2019年度に入ってからはIoT向けの需要拡大が期待されています。

出典:株式会社MM総研 https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=277


S-Collection株式会社の今後の展望

さまざまな市場の変化から、MVNOの「安い」というメリットが失われつつあります。
この時代の中でもお客さまに価値あるサービスを提供し続けるために、S-Collection株式会社では、付加価値の提供やお客さまのニーズの反映を徹底しています。
お客さま密着型サービスを強みに、付加価値で他のMVNOと差別化を図り、さらに通信事業を拡張していきます。


S-Collection株式会社は、さらなる顧客満足度の向上に努め、お客さまとの強固な関係性を築きながら、価値あるサービスを提供し続けます。ご期待ください。