知って得する! docomo、au、SoftBank 各社の「回線」の強み
自分にとって最適の回線は?各社の強みを知る
格安SIMは使用する回線によって、docomo系、au系、SoftBank系の3つの種類に分かれ、それぞれのキャリアの回線を借りています。docomo系の格安SIMはdocomoの回線を借りていますし、au系の格安SIMはauの回線、SoftBank系の格安SIMはSoftBankの回線を借りています。
格安SIMの主な違いは、対応バンド(電波、周波数)の違いにより、docomo系、au系、SoftBank系の格安SIMごとに使用できるスマホが異なってくるという点です。
ここでは、各社の回線がどのような強みを持っているかを説明するとともに、格安SIMのMVNOを紹介していきます。
docomoの回線の強み
「良好な電波環境」
docomoの回線はアンテナ基地局が少ない山間部を含め、広い範囲で電波を受信ができ、良い評価を得ています。また、他社よりも安く借りることができ、さらに使えるスマホの機種もたくさんあります。そのため、数多くのMVNOがdocomoの回線を借りて格安SIMのサービスを提供しているという特徴もあります。
docomoの回線を使用しているMVNO:
• 楽天モバイル
• エキサイトモバイル
• ニフモ
• DMMモバイル
• LINEモバイル
auの回線の強み
「良質な音声通話サービス」
auの回線の強みは、docomoと同じくらい電波の受信が良く、VoLTEが使えるため、音声通話の音質がとても良いことです。
auの回線は、docomoと電波の受信の良さにさほど違いがありません。さらにVoLTEを利用できるため、音声通話の音質が非常に良いのです。VoLTEは、高速なパケット交換のみを可能としていたLTEとは違い、LTEでは想定していなかった音声通話、ビデオ通信を実現させた技術のことです。このVoLTE用SIMは標準SIMやmicroSIM、nanoSIMといったサイズの指定は不要となっていることも特徴の一つです。ちなみに、VoLTEに対応した格安SIMとVoLTEに対応していないLTE用の格安SIMの二種類があるので、VoLTEに対応するかしないかで使える端末が異なることには注意が必要です。
auの回線を使用しているMVNO:
• UQ mobile
• マイネオのauプラン
• IIJmioのタイプA
• BIGLOBEモバイルのタイプA
SoftBankの回線の強み
「良好な通信」
docomo系とau系の格安SIMは、自社の回線を使用しているdocomoやauよりも速度が遅くなる傾向があります。そのなかで、SoftBank系の格安SIMは、自社の回線を使用しているSoftBankとほぼ同じ速度で利用でき、通信が非常に快適なことが強みです。
SoftBankの回線を使用しているMVNO:
• ワイモバイル
• U-mobileのSUPERプラン
S−Collection株式会社ではauの回線をお借りしています。auの回線は先ほど記載したように、電波の受信が良く、音声通話の音質も良いことが特徴です。さらに、「S-Collection株式会社のMVNOが選ばれる理由1 - 通信事業について」でも紹介したようにさまざまな企業と提携し、S-Collection株式会社ならではの特典を展開していきます。