S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

増加しつづけるWi-Fiスポット!その理由とは?

Wi-Fiスポットの利用状況

前回の「近年急激に増加!?Wi-Fiスポットについて - 通信事業について」に引きつづき、Wi-Fiスポットについてお伝えします。


ICT分野に関する調査を専門に行う株式会社ICT総研が、Wi-Fiスポットに関する近年の利用状況について、「公衆無線LANサービス(Wi-Fiスポット)市場に関する調査結果(2017年9月21日)」を発表しました。2017年度のWi-Fiスポットの利用者数は、前年比17%増の5,046万人となると予想されています。内訳は、個人利用者3,374万人、ビジネス利用者408万人、訪日外国人利用者1,264万人です。

 

MNO(移動体通信事業者)、MVNO(仮想移動体通信事業者)はともに、20GB以上使えるスマートフォン用のパケット大容量プランを充実させたことで、LTE(4G)を利用したデータ通信量が増えたことが影響し、伸び率はやや落ち着きましたが、訪日外国人のニーズもあり、利用者数としては増加しました。


訪日外国人のニーズとは?

2013年ごろから訪日外国人旅行者が急激に増えています。その要因についてはここでは割愛しますが、今後2020年の東京五輪に向けてさらに増えることは間違いありません。そのような背景のなかで、「訪日外国人が旅行中困ったこと」に関して観光庁が発表しています。


「無料公衆無線LAN環境」という項目では、2014年36.7%(第1位)、2015年46.6%(第1位)、2016年28.7%(第3位)となり、近年大きく改善されていることがわかります。特に、空港や宿泊施設で大きく改善されたという結果になっています。

 

今後もさらにWi-Fiスポットは増えていき、よりインターネットが利用しやすい世の中になることが予想されます。

 

近年急激に増加!?Wi-Fiスポットについて

Wi-Fiスポットの利用方法と、注意すべき点とは?


前回、Wi-Fiについて説明しましたが、今回はWi-Fiスポットに焦点をあてて説明します。 

Wi-Fiスポットとは、街中でWi-Fiを利用できる場所のことです。公衆無線LANホットスポットとも呼ばれています。Wi-Fiスポットに接続することで、データ容量を消費することなく、スマートフォン、パソコンやタブレット端末でインターネットを利用することができます。ただし、無料で使えるものと、有料で使えるものがあるため注意が必要です。


具体的にどういった場所で使えるのか?

最近では、Wi-Fiスポットが至るところに設置されています。これは東京五輪の開催や訪日外国人観光客対策として、国や民間企業がWi-Fiスポットの増設を進めているからです。Wi-Fiスポットの設置場所は、カフェ、飲食店、コンビニエンスストア、ホテル、駅、空港などが挙げられます。大手チェーン店(スターバックスマクドナルドなど)で独自のWi-Fiスポットを設置しているところもあれば、大手三大キャリア(audocomoSoftBank)のWi-Fiスポットを設置しているところもあります。


注意すべき点とは?

至るところでWi-Fiが使えるので便利ですが、一方で注意すべき点もあります。

1.使用制限がある
1日に使用できる時間、回数や通信料の上限が決まっているところもあります。
コンビニエンスストアやカフェに設置されていることが多いです。

2.登録が必要な場合がある
Wi-Fiに接続するために、メールアドレスや会員登録が必須のところもあります。

3.セキュリティ面での不安がある
無料Wi-Fiスポットの場合、暗号化されていないところが多いので、安易に接続せず、注意が必要です。今後の記事で詳しくご紹介します。

このように、Wi-Fiスポットは非常に便利ですが、きちんと理解した上で利用する必要があります。

 

通信に詳しくなろう!意外と知らない!?Wi-Fiの豆知識

知っていると便利!Wi-Fiの用語について

S-Collection株式会社のMVNOを利用すると、全国のau Wi-Fi SPOTWi-Fiを利用することが可能です。
そこで今回は、「Wi-Fiについて調べるとよく出てくるが、意外と知らない用語」について説明します。

 

IEEE802.11とは

IEEE802.11」とは、無線LANの国際的な標準規格のことです。通信規格には、a、b、g、n、acと存在し、最近は「IEEE802.11n」や「IEEE802.11ac」に対応するモデルが主流となっています。なかでも、高速通信が可能な「11ac」という規格は、他の規格にくらべて一度に運ぶ情報量が多いため、無線通信の転送効率が向上します。

 

GHzとは

「GHz」とは無線電波の帯域のことです。
「2.4GHz」と「5GHz」の2種類あり、それぞれ下記のような特徴があります。

・「2.4GHz」
電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けやすいが、障害物に強い

・「5GHz」
電子レンジなどの家電製品やBluetoothの電波干渉を受けにくいが、障害物に弱い

「2.4GHz」より「5GHz」のほうが、高速通信が可能ですが、障害物には弱いため、場所によっては「2.4GHz」のほうが安定する場合もあります。利用環境や使用目的に応じて、どちらが最適か考えていただくことをおすすめします。

 

Mbpsとは

「Mbps」(メガビーピーエス)とは、1秒間に送受信可能なデータ量をあらわす単位です。
数値が大きいほど 、通信速度が速くなります。
よく一緒に掲載されている「上り」と「下り」の意味は下記の通りです。

・「上り」
パソコンや携帯電話からインターネット上へファイルを転送する際の通信。
(例)ブログに写真を載せる際の通信。メールの送信。

・「下り」
インターネット上からファイルをパソコンや携帯電話に受け取る際の通信。
(例)インターネットから音楽や画像をダウンロードする。メールの受信。

※通信速度は「上り」「下り」で異なります。詳しくは、「S-Collection株式会社のMVNOで通信速度測ってみた」でもご確認いただけます。

 
au Wi-Fi SPOTは国内における利用範囲が広がっており、IEEE802.11ac(超速Wi-Fi)に順次対応しています。
お客さまに対して、より便利で、快適なインターネット環境が整ってきています。

減る「圏外」がもたらすビジネスチャンス!?

「そこ」でスマホが使えるようになった理由

近年、あらゆるシーンでスマートフォンタブレットをつかう人が増えてきています。路上、店内、および電車内など、どこに行ってもスマートフォンユーザーを見かけるようになりました。そのなかでも今回は、電車内で電波はどれほどつながりやすくなったか紹介します。


数年前から、スマートフォンは地下鉄でも圏外にならずに利用できることが多くなりました。これは通信会社が地下鉄のトンネル内にアンテナを設置し、乗客がメールやインターネットを利用できる環境を整えたからです。2010年にはSoftBankが「電波改善宣言」を行い通信環境の整備を集中的に行うなど、都心から離れた場所でも、圏外で使用しづらいエリアは減少しています。

 
インターネットや通話をするうえで必要な基地局が、全国的に年々増設されているため、どこでもスマートフォンを利用しやすくなっています。ただし、高層ビルや路地裏など、基地局の数を増やすだけではカバーしきれない箇所もあります。その問題を解決するために、高度な技術によるエリアシミュレーションができるソフトウェアを導入し、電波が届きにくいエリアをあらかじめ把握できるようになりました。

 

通信環境の改善のスピードは、技術の進化により各段に上がってます。しかしながら、改善の余地がまだある通信環境は、通信業界におけるビジネスチャンスでもあります。S-Collection株式会社は技術の進化とともにより安定した通信サービスを提供し、お客さまのニーズに応えていきます。

 

MVNOはどこを選べばいいの?

大手通信事業者にくらべて安価だったり、プランのバリエーションが豊富なことで人気のMVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)。しかしMVNOは種類が多いため、どれを選べばいいか迷いやすいのが現状です。そこで今回は、MVNOの選び方のコツをお伝えします。

 

MVNOを選ぶ時のポイント

サービスを選ぶ際に、利用料金を比較するお客さまは多いですが、MVNOの料金はどれもほぼ横ばいです。多少差があっても、数十円~200円程度です。もちろん利用料金は重要なのですが、料金以外で比較するポイントをお伝えします。 

 

キャッシュバックや割引などの特典

ポピュラーなキャッシュバックとして、「最大◯万円キャッシュバック」、「ギフト券◯万円プレゼント」、「6か月間月額基本料◯円割引」など、申込み時点で特典がついているものがあります。

 

端末代金やSIM代金の割引

MVNOは、SIMのみを販売している業者も多く、端末代金を割引いているものは少ないのですが、「楽天モバイル」は端末代金の割引キャンペーンを多数実施していたり、「UQ mobile」では大手通信業者と同様に分割支払をすることができます。また、「イオンモバイル」ではSIM代金を1円にしています。

 

 サポート体制

MVNOは自分で設定する必要があったり、サポートが不十分な場合があります。機械の操作が得意な方であれば問題ありませんが、苦手な方であれば充実したサポート体制があるものを選ぶことがオススメです。申込みやサポートを受けることができる代表例に「楽天モバイル」と「イオンモバイル」があります。

 

ポイント付与

 利用料金にポイントを付与しているMVNOもあります。「楽天モバイル」は楽天ポイント、「トーンモバイル」ではTポイント、「LINEモバイル」はLINEポイント、「ANA Phone」はマイルが貯まります。

 

その他、S-Collection株式会社の通信事業

その他、特徴的なプランを打ち出しているMVNOもあります。「LINEモバイル」では、「LINE」をはじめ「Twitter」「Facebook」「Instagram」といった主要SNSや音楽サービス「LINE MUSIC」のデータ通信量をカウントせず、使い放題となる“カウントフリー”のほか、ユーザーごとの利用動向やニーズに合ったわかりやすいプラン展開が特徴です。


S-Collection株式会社の通信事業としてMVNOを取り扱っていますが、利用いただいているお客さまはS-Collection株式会社が関わるライブやイベント、講演会などへお得に参加することができます。また、公共Wi-Fiも無料で利用できます。S-Collection株式会社もお客さまの声を第一にMVNOのサービスを展開しています。

 

このように利用料金だけではなく、さまざまなポイントでMVNOを比較、検討をして、ご自身に合ったMVNOを選ぶと使いやすいのではないでしょうか。

 

S-Collection株式会社のMVNOで通信速度測ってみた

大公開!S-Collection株式会社のMVNOの通信速度

かつてユーザーが通信事業会社を選ぶ際は、大手キャリアのdocomoauSoftBankのみでしたが、現在ではY!mobileのような自社で回線をもつMNOや、大手キャリアの回線を借りて利用するMVNOも増えてきました。
S-Collection株式会社のMVNOも、auの通信回線網を利用しています。回線の一部を利用するため、よくユーザーや企業様から「利用するにあたって、通信速度は速いのか」という質問をいただきます。
そこで今回は、実際に通信速度を測定してみました。


送信速度の「下り」と「上り」の解説と測定方法

通信速度の測定では「下り」、「上り」という表現をします。
「下り」とは受信速度のことで、インターネット検索時の表示速度や動画の再生の速度などに影響します。一方「上り」とは、送信速度を指し、データやメールの送信の速度などに影響します。
通信速度はMbpsで表し、数値が大きいほど速いことを意味します。

今回の測定方法は、「iPhone6S」にて速度テストを実行し、回線速度の測定を行いました。測定時刻は9時ごろ、12時半ごろ、17時半ごろで5回ずつ測定し、中間値を画像で紹介しています。

 

朝の通信速度

朝9時ごろの通信速度の測定結果は、下記のとおりです。

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下りが37.7Mbps、上りが10.8Mbpsとなりました。通信量の多い動画視聴などの利用者が少ない朝の時間帯は、比較的速度が速いことがわかります。


昼の通信速度

12時半ごろは昼休み時の方が多く、スマートフォンの利用者が多い時間帯といわれます。この時間帯の通信速度の測定結果は、下記のとおりです。f:id:scollection-mvno:20180125201925p:plain

下りが32.6Mbps、上りが3.33Mbpsとなりました。利用者が集中すると、通信速度が少し低下するようです。

 

夕方の通信速度

通信速度の測定結果は下記のとおりです。

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下りが38.7Mbps、上りが1.01Mbpsとなりました。上りは測定によっては10Mbpsまで出ている結果もあり、朝の時間帯と同様の通信速度であることがわかります。


通信速度の目安

インターネットを快適に利用できる通信速度が「下り◯◯Mbps」という明確な数字はありません。ただし、Youtube動画を視聴する際に、快適に動画再生ができる「下り」の回線速度は下記の速さだといわれています。

 ・4K画質・・・20 Mbps 以上
 ・HD画質(720p)・・・5 Mbps 以上
 ・標準画質(360p)・・・2.5 Mbps 以上

快適に視聴するには、最低でも3Mbps以上は必要です。
S-Collection株式会社が提供するMVNOの通信速度は、混雑時であっても充分快適なインターネット利用ができることがわかります。

※測定結果は場所、時間帯などさまざまな要因によって刻一刻と変化しますので、目安として参考にしてください。

 

安定した通信速度

今回は、S-Collection株式会社が提供するMVNOの通信速度について紹介しました。

S-Collection株式会社のMVNOが選ばれる理由1 - 通信事業についてでも紹介しました「安定した通信」を、たしかに実現しています。
S-Collection株式会社は、「安定した通信」と「独自の付加価値」を強みに、今後も通信事業をより拡張させ、企業様に価値あるサービスを提供していきます。

お客さまがいま、MVNOに求めるもの!

MVNOの大きなメリットは、「通信のための利用料金を節約できること」、そして「自分にあったプランを設定できること」です。
総務省によりMVNO事業が推進されたいま、各社はMVNO事業に参入しやすくなっています。その結果「MVNOのビジネスモデルとは? - 通信事業について」で紹介したように、MVNOは価格が横並びになりやすく、価格による差別化が図りにくい傾向があります。
そのため、これからの時代でMVNO事業を拡張していくためには、価格や通信の安定性以外のサービスで、「選ばれるMVNO」となるサービスが必要になります。


「選ばれるMVNO」に、必ずあるサービスとは

2017年度のオリコン株式会社調べの「オリコン日本顧客満足度ランキング」で、1位のLINEモバイルは、「通信速度」、「安定性」、「コストパフォーマンス」が高く評価されています。しかしそれだけでなく、「音声通話機能付き」の機能や「3ヶ月無料 キャンペーン」、「加入手続きの容易さ」などのサービスにより、お客さまの満足度をよりいっそう高めています。

 

また2位のイオンモバイルは、「安定した通信」に加えて「実店舗での対応」、「手続きがしやすい」などの手続きの面での安心感が、お客さまから高い評価を獲得しています。

 

さらに3位のmineoでは、「サポートサービスの充実」を評価するお客さまの声が多く、高い評価に繋がっています。

 

MVNOは、通信の利用料金を節約できる反面、キャリアのサポートを受けることができないというデメリットがあります。しかし、それをフォローするような形でサービスを展開することで、お客さまのニーズをしっかりキャッチしたMVNOが、多くの方の支持を受ける結果となっています。

 

MVNOに対する顧客満足度ランキングの順位は、「通信の利用料金をおさえながら、キャリアと同じような質のサービスを受けたい」というお客さまの声があらわれています。

 

S-Collection株式会社では、安定したサービスを展開することはもちろん、お客さまの声を取り入れ、「求められているサービス」を提供しています。
そして、他事業展開しているS-Collection株式会社の強みを活かし、さまざまな企業と提携することで、お互いのメリットを引き出し合いながら、さらなるサービスを展開していきます。