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知らなかったでは済まされない!無料Wi-Fiの情報流出の危険性

知らない間に無料Wi-Fiから情報流出!?

無料Wi-Fiスポットがつかえるか否かでお店選びをすることは少なくないのではないでしょうか。手軽につかえる無料Wi-Fiですが、危険性をしっかり理解していないと、思わぬセキュリティ関連の被害に遭うかもしれません。
今回は、無料Wi-Fiにどのような危険性があるのかを紹介します。

無料Wi-Fiに潜む2つの危険性

無料Wi-Fiを使用するうえで、注意したい危険性は以下の2つです。
1.通信内容が盗み見されてしまう危険性
2.不正アクセスマルウェアへ感染する危険性
無線LANの普及当初、「WEP」という暗号化規格がつかわれていました。しかし、脆弱性が発見されたため、「WPA」という新たな暗号化規格が現れました。
その後、WPAについても時間をかければ暗号を解読されてしまうことがわかり、より安全強度を高めた「WPA2」がつかわれるようになりました。

どの暗号化規格を利用しているかについては、Wi-Fiに接続するときに、「セキュリティ」の表示から、「(暗号化)なし」、「WEP」、「WPA」、「WPA2」を確認できます。

無料Wi-Fiスポットの暗号化規格が「(暗号化)なし」、「WEP」の場合、特に注意が必要で、SSL通信されていない情報内容は特定のツールにより筒抜けとなってしまいます。

たとえば、SSL通信されていないメール、クレジットカード情報、SNSのアカウント情報、アプリ通信などが傍受され、情報が盗まれてしまう危険性があります。

もっとも恐ろしいのは、マルウェアに感染させられてしまい、端末を遠隔操作されることです。端末の情報にアクセスされたり、内蔵カメラがのっとられて、周囲の状況を監視されてしまう恐れもあります。

今回は、無料Wi-Fi利用時の危険性について説明しました。無料Wi-Fiを安全に利用するために次回は「情報流出から守る!SSL/TSL」で、危険性の回避策について詳しく説明します。