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時代とともに変化する!サイバー攻撃

サイバー攻撃の歴史

以前、「サイバー攻撃が激化!さらされる危険への対処法」にてセキュリティ対策の重要性について説明しました。
今回は、サイバー攻撃がどのように変化してきたのか紹介します。

目的の変化!?時代の流れからわかるサイバー攻撃

1986年にアメリカで「コンピュータ不正行為防止法」が制定されたのがインターネットセキュリティ対策のはじまりで、同様の法律は日本では2000年に制定されています。
1988年には、「Morris Worm」というプログラムで、当時インターネットに接続されていた約6万台のパソコンのうち、数千台がコンピューターウイルスに感染しました。
このプログラムを作成したアメリカの大学院生のロバート・T・モリスは、サイバー攻撃についてはじめて有罪判決を受けました。

そのあとのインターネット利用人口の増加にともない、1993年にサイバー攻撃の脅威が本格的なものとなりました。
1990年代後半〜2000年代前半には、不特定多数を狙ったサイバー攻撃が主流でした。これは、愉快犯や技術の誇示が目的でしたが、次第に破壊的な行動へと目的が変化していきました。
2000年代半ばからは、金銭目的へと変化しました。代表的なものがフィッシング詐欺です。そのころから、ウィルス対策ソフトが普及しはじめました。

そして現在では、パソコン乗っ取りによる不正送金の被害や、ランサムウェアによる身代金被害が起こっています。
ランサムウェアとは、コンピュータウィルスの一種であり、感染するとパソコン内に保存しているデータ(Excel、Word、PDFなど)が暗号化され、使用できなくなります。また、感染した端末に接続された別のストレージ(HDD、サーバーなど)も暗号化される場合があります。

また、パソコンに限らずスマートフォンもウィルス感染の対象となっており、Android端末では「Skygofree」というLINEや通話記録などが流出してしまうウィルスも検出されています。

巧妙な手口!だからこそセキュリティ対策が必須!

最近ではIoTデバイスも対象となっています。家電、自動車、および住宅などがIoTデバイスとなるので、パソコンやスマートフォンと違って、攻撃されていることに気づかない可能性があります。
自動車や家電は10年つかうことも珍しくないため、利用期間中、個人情報が流出し続けてしまう危険性があります。

以上の時代背景から、今後はよりいっそう個々のセキュリティ意識が問われていきます。具体的な対策については、「サイバー攻撃が激化!さらされる危険への対処法」で紹介したのでご覧ください。

S-Collection株式会社でもセキュリティ対策を最優先に実施し企業様、お客さまの大切な情報資産の保護、管理徹底にいっそう努めてまいります。