S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

Amazon GOから見る近未来の店舗の姿

レジなし店舗「Amazon Go」から見る、"人"のサービス


最近、日本でも無人レジを目にすることが増えています。購入する商品のバーコードを自分で読み取り、現金あるいはキャッシュレスで決済します。
日本ではこのような形式が増えていますが、アメリカでは別の形式が話題となっています。
それがアメリカのAmazon.com, Inc.が提供しているサービスのひとつである「Amazon Go」というレジなし店舗です。
日本にはまだこのような店舗はありませんが、アメリカでは20店舗以上が存在し、主に食品小売店、日本でいうコンビニエンスストアのようなお店で、調理した食品などを提供しています。

 

レジなし店舗には様々な最新技術から用いられていますが、だからこそ際立つのが「人のサービス」についてです。
今回は技術の進化から見える「人」の大切さについて紹介します。

レジなし店舗の特徴とは

Amazon Goの最大の特徴として、通常の店舗には必ずある商品購入するためのレジがありません。
店舗の入口には改札のようなゲートがあり、商品を精算することなく店舗内外へ自由に人々が行き来することが可能です。

 

商品を購入するためにはAmazonアカウントとAmazon Goのアプリケーションが必要です。店舗には専用ゲートがあり、スマートフォンのアプリで表示される二次元コードをゲートにかざすことで個人を認証します。そして店舗から出る際にはAmazonアカウントに紐づいたクレジットカード情報から自動で決済される仕組みとなっています。

 

このサービスを確立するために、店舗内には様々な最新技術が導入されています。
例えば、天井のカメラでは人の動きを、棚の上のカメラでは商品を認識することで、誰がどの商品を取ったかリアルタイムで識別することができます。これらの機器や技術の組み合わせで、レジなし店舗が成立しています。


こうしてレジ精算がないことで、買う側は商品を選ぶだけで、スムーズに買い物ができ、運営側もレジを担当する人の必要がなくなります。
一見、人件費を削減するために最新技術が使われているように思うかもしれませんが実際は違います。レジを担当する人はいませんが、店内で働いている人はいるのです。

人件費の削減ではないレジなし店舗の強みとは?

実際、Amazon Goの店舗で働く人がいます。どのような業務をしているかというと、商品の入れ替えや、調理、食品の説明など、買い物に来たお客さまをサポートすることが主な仕事になります。

 

お客さまはレジで行列がなくストレスフリーで買い物をすることはもちろん、店内で調理したフレッシュな食料を求めるために足を運びます。

 

レジなし店舗は人件費削減のためではなく、お客さまが買い物する「快適さ」や「便利さ」を追求した結果、人によるサービスを手厚くするために今の形式になっています。

技術が進歩する一方で、人にしかできない仕事は残る

お客さまが購入する商品やサービスを選ぶ基準は様々な要因が考えられます。例えば手間暇をかけて手作りした質の良い物だから選んだり、店員の丁寧で親身な接客姿勢から人の温かさや信頼を感じることが購買行動につながるのではないでしょうか。

 

Amazon Goの仕組みは、表面的には最新技術を用いた機械的な仕組みで作られているように感じます。しかし、その裏側ではスタッフがその場で調理をしたり、より接客サービスに注力できるようにしたりと、お客さまが快適に買い物がしやすい環境を整えています。

 

最新技術は人々の暮らしをより豊かにするために必要不可欠です。しかし、Amazon Goでは人にしかできないサービスをお客さまに提供することで、顧客満足度を高める仕組みとなっています。

 

S-Collection株式会社は、最新技術を活用しつつ、人の想いや人とのつながりを大切にしたサービスを提供し続けます。

在宅勤務、インターネット環境でお悩みのあなたへ

ホームルーターモバイルルーターどちらがおすすめ?

新型コロナウイルス感染症への対策として、3密を避けるために在宅勤務になった方も多いのではないでしょうか。

2020年7月23日に開催が延期されましたが、東京五輪による交通規制など、今後も在宅勤務は増える見通しのため、今後在宅勤務をするうえでインターネット環境の整備はとても重要となっています。

インターネット環境を整備するにあたり、固定回線とモバイル回線のどちらを選ぶかは悩ましいところです。
固定回線のメリットは、通信容量に制限はなく、通信が安定していることです。
ただ、事前に工事が必要なため、利用開始までに時間とコストがかかるというデメリットがあります。そのため、固定回線は動画など大容量のデータを取り扱う職種の方におすすめです。

一方、モバイル回線のメリットは導入するWi-Fiルーターによって異なります。Wi-Fiルーターには、モバイルルーターとホームルーターの2種類があり、それぞれに異なる魅力があります。今回は、モバイル回線のルーターについて紹介していきます。

モバイルルーターの特徴

モバイルルーターのメリットは、導入が容易であり、持ち運びできることです。
回線を設置する工事は不要のため、申し込んで機器を受け取ったらその日から使えます。
また、家の中だけでなく外でもネット環境につなげることができるため、取引先やカフェなどの外出先で仕事をする方には重宝されます。

デメリットとしては、モバイルルーターはホームルーターと比べると電波が弱いため、通信が不安定になることがあります。
場所によっては電波が入らないこともあるため注意が必要です。
そして通信容量の制限があるため、データ容量の大きい資料を送ることが多い仕事ですと、通信容量が圧迫され、通信時間が長くなってしまいます。
また、バッテリ駆動なので長時間使用する場合は充電器を用意する必要があります。

ホームルーターの特徴

ホームルーターのメリットは、Wi-Fiの電波が強いことです。
そのため、一度に複数の端末からアクセスすることが可能となります。
ひとりだけでなく何人かでネット環境を利用することができ、複数の端末で仕事をする方や長時間ネットに繋いで作業する職種の方にもおすすめです。

また工事不要で届いたらすぐに使えることもメリットです。

もちろんデメリットもあるため、導入する際はそのことを考慮する必要があります。
例えば、ホームルーターは電源を必要とするため、モバイルルーターのように外に持ち運ぶことができません。
また、電波をつかっているため、固定回線に比べると通信の安定性は劣ります。
3日間で10GBまでの通信制限があるサービスも多いため、毎日3時間以上の電話会議をする方には物足りないかもしれません。

快適な環境を選択し、作業効率アップ

インターネット環境を選択する際は、持ち運ぶ必要があるか、長時間利用するか、また同時に何人かで使う可能性はあるかが基準になってきます。
もちろん、目的にあわせて複数の環境を併用することも可能ですので、用途や予算も考慮して回線を選んでいきましょう。

いかがでしたでしょうか。
S-Collection株式会社は、これからも最新情報を取得し、お客さまやこのブログを読まれる方々に有益な情報を提供し続けます。

農業とテクノロジーの融合「アグリテック」が日本の農業課題を解決する

これからの農業を支えるのはテクノロジー「アグリテック」



「アグリテック」という言葉をご存じでしょうか。
アグリテックとは、これから未来に向けて日本も含め世界各国が力を入れている農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)を融合させていこうという取組みです。
今までは農業と無縁だったAIやビッグデータ、IoTといったテクノロジーを農業分野に導入することで、生産性の向上や労働環境の改善が期待されています。

今回は日本の農業課題とその解決に向けた技術についてご紹介します。

 

日本ではどのような農業課題があるのか?

実は日本は農業生産額の世界ランキングで世界8位と世界的にも非常に農業が盛んな国だといえます。
しかし、そんな日本にも2つの重大な課題があるのです。

 

1.農業従事者の減少
農林水産省のデータから日本の農業従事者が平成22年では260.6万人いましたが、平成31年では168.1万人となっており、10年ほどで100万人近く減少しています。

 

2.農業離れと高齢化
若い人の農業離れが顕著になっており、農業従事者の平均年齢が平成31年では67.0歳と高齢化が進んでいます。

 

日本ではこの課題解決に向けて、作業を代わりに行うロボットの導入やデータ分析による効率化に関するアグリテックが注目されています。

 

日本で活躍が期待されるアグリテックの実例


現在日本では農林水産省が推進して、アグリテックの市場参入を支援しています。

 

アグリテックの試験的な導入はすでに始まっていて、機械メーカー、ITベンダーなどの企業と大学が連携して商品化に向けて動いています。

 

最新技術を活用した具体例としていくつかご紹介します。
1.ドローンを活用した農作業の効率化
ドローンを活用して広大な田畑の種まきや葉の色などを画像解析し適切な収穫時期の把握、ピンポイントでの農薬散布でコスト削減できます。

 

2.ロボットによる自動収穫
機械学習で画像から最適な収穫時期を学習し、作物を傷つけず収穫するロボットで作物を手摘みしている現場の労働力削減ができます。

 

3.作物の状況がわかるスマートフォンアプリ
穀物や作物をスキャンするだけで、栄養素が十分に供給されているかどうかや、追加肥料が必要かどうかなどについて知ることができます。

 

まとめ

アグリテックの導入のメリットは、今まで人が行ってきた作業が機械化、自動化されることで人材不足の解消があります。
また、農業は匠の技として技術継承が難しかった点を最新テクノロジーを導入することによって若年層の新規農業参入のしやすさに繋がります。

 

つまり、アグリテックの発展が日本における農業問題を様々な側面から改善していくと期待されています。

 

S-Collection株式会社では 、世の中の革新に繋がる新サービスを提供することで社会課題の解決に貢献していきます。

【VRグラスとは】知っておきたいVRの基礎知識と最新ツール

VR体験は「スマートフォン+VRゴーグル」から「VRグラス」へ


VR」という言葉を、多くの方はどこかで耳にしたことがあるでしょう。
VRとは「Virtual Reality」の略で、見ている現実とは違う現実、「仮想現実」のことです。

またVRと似た言葉に、AR(Augmented Reality)があります。これは現実の世界に新しい世界を追加する「拡張現実」のことであり、例えばアプリゲーム『ポケモンGO』はこのARの技術を活用しています。

そして、VR元年と称された2016年以降はVRの技術も大きく進化し、ARと同じく身近なものになりつつあります。

かつてのVRを体験するツールは「スマートフォン+VRゴーグル」が主流でしたが、徐々にメガネのように軽量な「VRグラス」単体へと移行しています。

今回は、こうしたVRの体験ツールの遷移にくわえて、VRグラスの魅力を紹介します。


VRの黎明期!体験ハードルを下げた「スマートフォン+VRゴーグル


現在、VRをさまざまな方法で体験できますが、VR黎明期ではゴーグルへスマートフォンを装着するVRゴーグルが主流でした。
2016年頃から、スマートフォンを利用したVRゴーグルが普及し、VRを手軽に体験できるようになりました。
それまで、「体験しないとわからない」といわれ、想像することも難しかったVR体験ですが、そこに一歩踏み入れるハードルを下げた、「スマートフォン+VRゴーグル」だったのです。

しかし近年では、VRの普及や技術の進歩によって、スマートフォンを装着しないVRグラスも浸透しはじめました。
体験ツールが「スマートフォン+VRゴーグル」から「VRグラス単体」へと遷移しているのです。


最新技術で より高性能になったVRグラス

VR体験ツールの主流は、上から被るように装着するゴーグル型から、耳へかけるだけのメガネ型へ変化しています。
例えば、2020年1月にアメリカで開催された「CES 2020」において、Panasonic有機EL搭載の軽量化、高品質を実現した最新のVRグラスのモデルを発表しました。

5Gの時代へ向けて各企業が開発を続けていることもあり、VRツールはより高性能になっています。
また軽量化だけではなく、画質の向上、技術や物理的な面でも進化の一途を辿っています。
小型化、軽量化がくり返されるなかで、VRツールの主流がゴーグルからメガネ型(グラス)へ変化することは、自然な流れだといえます。

PanasonicVRグラスの開発部門では、「本物と間違うようなVR体験」をテーマに、画質を8K(フルHDの16倍にもなる高解像度で、本物と見間違えるほどの立体感がある超高画質)にすることを目標としています。
これが実現すると、VRグラスを使っているときとそうでないとき、どちらが目の前の現実がわからなくなる可能性もあるほどです。
『いま目の前に映っている世界は、現実なのか?VRなのか?』
このような感覚を覚えることも考えられます。いよいよ、SFだと思われていた近未来の世界が現実味を帯びはじめます。
VRは、体験しないとわからない」とは、決して誇張された表現ではないでしょう。

よりリアルに、身近になっていく、バーチャルの世界。
VRツールが容易に手に入るようになるにつれ、VRは暮らしの身近な技術となり、日常で活躍するようになっていきます。
VRは前述したPanasonicをはじめ、大手企業によって急速に開発が進む分野であり、今後はわたしたちの生活の根幹にまで関わる技術です。
いまのうちにVRの世界を知って体験し、時代の流れを感じることは貴重な経験といえます。


デジタルとアナログの共存!人の暮らしとの関係

今回は、話題のVRとその体験ツールについて紹介しました。


今後、VRの世界における体験は無限に広がり、個人が経験できることはより多くなると予想できます。


VRツールに限らず、どれだけ技術が進歩してもそれを扱うのは人であり、VRなどの技術はあくまで生活を豊かにする選択肢のツールです。
新しい体験を求める価値観や、そうした想いを持つ人同士のつながりがあってこそ、新しい技術は暮らしをより豊かにしてくれます。

S-Collection株式会社は、デジタルの世界が広がっているからこそ、多くのイベントや取り組みで培ってきた、人と人のつながりによる体験を活かして、デジタルとアナログの相乗効果による新しい価値を提供しつづけます。

 

※2020年9月7日、内容を更新いたしました。

5GでIoTがさらにリアルへ!実現可能な技術と企業のとるべき行動

家のお風呂もネットへつながる!IoTの技術で変わる生活とは!?

 

以前「結局5Gってなにがすごいの?5G普及の先にある未来とは!」では、5Gを利用した技術やサービス、その可能性をお伝えしました。

このようなサービスは、まだまだ発展途上のため、今後の発展が注目されています。

では、現段階で実現可能な技術にはなにがあるのでしょうか。
そのひとつが、IoT(Internet of Things、もののインターネット)です。
IoTは、生活を大きく変えるといわれる技術のひとつで、これまでS-Collection株式会社の通信事業部門やシステムサポート部門のブログでもたびたび紹介してきました。

今回は、IoTによって実現する具体的なサービスと、5Gによって解決されるIoTの課題のひとつを紹介します。
 

サービス構築の前提が変わる!IoTは身の回りのあらゆるものがネットへ

いま、ご自身の周囲でインターネットへつながっている製品はなにがあるでしょうか。
このWebサイトを閲覧しているスマートフォン、パソコン、またタブレット端末などが該当すると思われます。また、テレビやゲーム機などがつながっているという方もいるでしょう。

しかし、IoTが普及した世界ではその数は片手でおさまりません。あらゆるものがインターネットへつながるのです。
ドア、エアコン、そしてお風呂もインターネットへつながる世界がきます。
インターネットへ接続していないものを探すほうがむずかしい世の中へ変わっていくのです。

つまり、スマートフォンやパソコンといった通信機器以外の製品を扱う企業も、今後は自社の製品がインターネットへ接続されることを踏まえて、製品やサービスを構築していく必要があります。

では、実際の生活はどのように豊かとなるのでしょうか。 


IoTによる次世代ライフスタイルとは!ネットと無縁の製品も新サービスへ

たとえば、ドアがインターネットへつながれば、鍵のかけ忘れが気になって家へ戻る必要はなくなります。スマートフォンのボタンひとつで施錠できる仕組みが誕生します。
また、エアコンもスマートフォンをとおして、自分が帰宅する前に部屋を温めることができます。ほかにも、家へ着いたときにはすでにお風呂が沸いているという状態も可能です。

さらに、IoTはこれまでにインターネットと無縁だった製品へも、新たなサービスのかたちを提供します。
そのひとつが「乾電池型IoTデバイス」です。

「乾電池型IoTデバイス」は乾電池が流す電流をインターネット経由で操作したり、その利用状況を収集して遠隔地で確認することができます。
これにより、テレビのリモコンやラジオなどの小型家電もIoT化されます。

介護の分野では、お年寄りが持ち歩くラジオにIoTへ対応した乾電池を搭載すれば、乾電池の利用状況のデータから遠隔地にいてもお年寄りの生活の様子を確認できます。お年寄りがよく使用する家電なら、緊急時を把握する手段にもなりえます。

このように、「乾電池型IoTデバイス」を利用することで、今後新たなサービスが誕生していくことが予想されます。 


多接続による輻輳は5Gで解決!整いはじめたIoTの下地

IoTによって生活の利便性がより向上しますが、その普及へむけた課題もあります。
その課題のひとつが「輻輳(ふくそう)」、つまり回線の混線です。

IoTの普及が進むとあらゆるものがインターネットへ接続します。
そのために現在の回線では通信容量を超えてしまい、「電波の良好な場所でもスムーズな通信ができない状況」が危惧されています。

ところが、5Gの回線であれば、このような多接続にも対応することができます。
5Gでは従来の4Gと比較して、およそ10倍の数の端末が同時接続しても耐えるスペックをもつといわれています。
2020年3月に商用スタートした5Gにより、 あらゆるものがインターネットでつながり合うIoTの下地が整ったといえます。

実際にIoTの普及が進むまでは、どれほどの多接続へ耐えられるかという懸念は残りますが、世の中の回線の主流が5Gへ移行すれば、従来の4Gよりも輻輳の心配が軽減されることは確実です。


従来とは異なる行動を!新サービスを生みだす大きなチャンスを掴むには

5Gにより、IoTはさらに加速します。
あらゆる製品がインターネットへつながるからこそ、今後はますます自分が使うものと通信が切りはなせなくなります。

5GをつかったIoTによって、インターネットと自社の製品をつなげ、どのような新しいサービスを提供できるか。企業にとっては腕の見せどころであり、大きなチャンスとも捉えることができます。

このチャンスを掴むには、5GやIoTへの関心をもって情報収集をしつづけることが大切です。そして新たなサービスを生みだすためにも、これまでとは異なる事業体と手を組むことも視野に入れ、柔軟かつ積極的な行動することが必要不可欠といえます。

S-Collection株式会社では、IoTによりインターネットを介してあらゆる製品がつながった未来に向けて、皆さまの新しいサービスの創造をサポートし、生活の質の向上へ貢献できるように努めてまいります。

結局5Gってなにがすごいの?5G普及の先にある未来とは!

5Gはすでに始まっている!4G以前までの違いと具体的な特徴

5Gによる通信サービスは、実はアメリカや中国、韓国ではすでに始まっています。

そして日本でも、2019年9月から株式会社NTTドコモがプレサービスを開始しており、いよいよ今年から本格的にサービスがスタートします。
前述の3カ国ではすでに価格競争が激化しつつあり、日本もこれから価格競争に陥るのではないかと考えられています。

先日、株式会社NTTドコモが開催した「Open House」では、5Gの技術が紹介されました。
その中でも注目を集めた技術のひとつが、卓球ロボットです。
卓球ロボットは、実際に人と卓球をおこなうことができます。
ボールや人間の動きなどをセンサーが捉え、AIが解析と判断を行い自律的にプレイします。
卓球ロボットのリアルタイムな情報収集、解析、判断、反応の土台となっているのが、5Gによる低遅延接続といわれています。

人間並み・それ以上の反応速度をロボットが身につけることで、スポーツ分野、医療分野などでのさらなる発展が期待されています。

「魔法のよう未来を実現してくれるかも?」という5Gですが、実際にどのようなことが可能になるのか、1G~4Gまでとどう違うのか、具体的に紹介します。
 

f:id:scollection-mvno:20200207171045p:plain



1.まずは1G~4Gについておさらい。モバイル通信規格の軌跡

過去にも「より高速に、より快適に!データ量とともに進化する通信規格!」などで通信規格について紹介してきましたが、GとはGenerationの頭文字です。
つまり、モバイル通信規格の中でも第5世代(5Generation)が登場します。

5Gが今までの世代と異なる点は、普及の先にどのような未来が待ち受けているのかが未知数なことです。
5Gのについてお話しする前に、まずは1G〜4Gの歴史についておさらいします。

最初は1Gです。
1980年代に登場した規格で、1Gではまず「通話」ができるようになりました。
「ショルダーフォン」と呼ばれる当時の携帯電話は、カバンほどのサイズで、今と比べられないほど大きく重いものでした。
また、高級タクシーなどでは電話を搭載した車両も出てきて、「移動しながら連絡が取れる」と忙しいビジネスパーソンの強い味方でした。
今日では携帯電話で通話ができることは当たり前ですが、当時は革新的な技術でした。

2Gでは「電子メール」ができるようになりました。
ポケベルやPHSが登場した時代です。
電話でなくても相手に情報を届けることが可能になり、人対人のやり取りがより活発になりました。

続いて3Gでは、携帯電話の用途が電話やメールによる人対人のやり取りだけでなく、インターネットを使うことも日常的になりました。
これにより、「情報を自分で探す」ことが可能になりました。
第3世代を代表する革新的なサービスである「iモード」がNTTドコモから誕生しました。
そして「〇G」という言葉が使われるようになった時期でもあります。

そして、現在の4Gは「LTE」や「WiMAX」が登場した時代で、やりとりできる情報量がさらに増加しました。
それまでは、例えばブログの閲覧では主に文章と映像のみのコンテンツでした。
しかし今日の4Gでは、YouTube などの動画の閲覧も可能となりました。

このように1G~4Gまでは、より便利に、できることを増やすための機能が付帯されてきました。


2.加速する5G対応端末の普及。中国では5G端末の価格破壊も

冒頭で書いたとおりアメリカ、中国、韓国ではすでにサービスの提供が開始しており、価格競争が激化しています。
2020年の初めには、中国のXiaomi(シャオミ)からは一台1,999元、日本円で約31,000円の5G対応スマートフォンが発売されました。
これまで5万円台後半だった5G端末で急速な価格破壊が起きており、5G対応端末の一般普及はさらに加速することになるでしょう。

同時に5G環境下での、よりリアルタイムで繋がるオンラインゲームやスポーツ観戦などのサービスが一気に普及すると考えられます。

やがて2Gのメールや4GLTEサービスのように、これまで言葉でしか5Gを意識しなかった利用者が、一斉に5Gのある生活を認識しはじめ、サービスの需要は一気に高まっていくことが予想されます。

では、5Gで具体的にどのようなことが可能になるのでしょうか?


3.5Gでは通信の「量」と「スピード」が大幅アップ

5Gの特徴は「高速かつ大容量、低遅延、多接続」を基盤にしたサービスです。
操作スピードが向上する、自分の端末と通信もとの情報のタイムラグが少ない、そのうえ、複数の回線が同時に接続してもパンクしない、それが5Gです。

例えば、医療分野では、低遅延が実現することにより患者と遠方にいる医者とタイムラグのない通信が可能です。
医者がロボットアームを遠隔操作して患者を治療することが、今後は可能になるでしょう。
しかし、サービスの実用化にはより高精度のロボットアームの開発や医療スタッフのトレーニングも必要となります。
5G普及にともなうソフトの開発、そしてサービスの技術革新が今後のビジネスの鍵を握るでしょう。

5Gを利用した技術やサービスは現在進行形で研究が進められています。
だからこそ「なにができるかよくわからない」ともいえます。

S-Collection株式会社では 、5Gの導入により人やモノが密接な社会で、新しいサービスを創造します。 

5Gの実現でスタジアムをスマート化!

「観戦」から「体験」に!横浜スタジアムの取り組み

2020年に日本で5Gが実装されることに伴い、日々のニュースの中でも5Gという言葉が多く聞こえてくるようになりました。

以前、「世界が広がる!新しい通信サービス5Gの魅力」で紹介しましたが、5Gが実装されれば、現行の4Gと比較すると通信速度が100倍になり、ほぼリアルタイムでデータのやり取りができるようになると言われています。

また、最近では、「5G」という言葉だけではなく、普段の生活のなかで5Gの魅力を体験できる場面も徐々に増えてきました。

今回は、そんな5Gの魅力を体験できる例として、「横浜スタジアム」における「スマートスタジアム」の取り組みについて紹介します。

f:id:scollection-mvno:20191018100603p:plain


新しい技術を取り入れたことで楽しさ増大!スタジアムをスマート化!!

f:id:scollection-mvno:20191018100609p:plain

スマートスタジアムとは、5GやIoT、XR(AR/VR/MR)といった新しい通信技術を導入したスタジアムのことを指します。
横浜スタジアムの場合は、2020年に5Gのサービスを展開するKDDI株式会社と協力し、スタジアムのスマート化に取り組んでいます。

野球観戦においては、スマート化によって、5GやXR、そして自由視点を組み合わせた映像技術を活用し、ファン一人ひとりがリアルタイムでも、リプレイでも、自分の好きな視点で、観戦を楽しむことができるようになります。

また、プロ野球のシーズンオフの期間にスタジアムならではの体験ができるエンターテイメントを導入し、これまでは集客が難しかった時期でもスタジアムにファンが訪れるような仕組みを検討しています。

横浜スタジアムで行われる3つの取り組み

横浜スタジアムでは、観戦におけるスマート化以外にも、行動データのセンシングなどを行い、スタジアムを中心とした地域のエリアマーケティング施策の研究を行っています。

1つ目は、デジタルサイネージの活用です。設置されたサイネージで、野球の試合開催日のスタジアム内のフードやショップ、周辺の飲食店についての情報をリアルタイムで配信し、来場者の購買意欲を喚起します。

2つ目はARを用いたスタンプラリーです。
デジタルサイネージスマートフォンをかざしてスタンプを集め、抽選でサインボールがプレゼントされる企画です。この、ARスタンプラリーは9月18日~21日のプロ野球開催日に行われました。

3つ目は「au PAY」のQRコード決済の導入といった決済のスマート化です。
横浜スタジアム内の店舗や立ち売り販売、スタジアムの周辺の店舗がau PAYや電子マネー、クレジットカードでの決済に対応することで、現金でのハンドリングの手間を省き、よりスムーズに買い物ができるようになっています。
また、スマート化により得られるスタジアム周辺地域の決済データは、ビックデータとしてエリアマーケティングの研究に活かされます。

スポーツ観戦におけるスマート化は、海外ではアメリカンフットボールやバスケットボールのスタジアムなどでも進んでおり、これから日本でも「スマートスタジアム」が増え、新しい体験ができる場所が増えていくことが予想されます。

S-Collection株式会社では、最先端の技術だけではなく、そうした技術を活かした事例を紹介することで、日常の中の新しい体験を提案しつづけていけるよう努めてまいります。