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LINE Outを業務で活用するときの重要な2つのポイント!

通話機能とはここが違う!LINE Outの通信方法と特徴!

近年、コミュニケーションアプリとして代表的なサービスにLINEがあります。
日本でのユーザー数は2020年9月時点で8,400万人と言われており、手軽に連絡を取れるチャットツールとして広く普及しています。
またチャットのみならず、IP電話サービス(LINE Out、LINEユーザー間の無料通話)も提供していて10~30代を中心に端末の電話番号を使用した通話ではなく、LINEでの無料通話が主流となっています。
今回は、「端末の電話番号を使用した通話」と「LINE Out」の違いについて、業務における利便性の観点から紹介します。

通話が「聞こえない」「途切れる」原因は電波や通信環境!インターネットを経由している LINE Out

同じように通話する場合でも、LINE Outと端末の通話機能では、相手の端末へ着信するまでの経路に大きな違いがあります。

 

電話番号を使用した通話

LINE Out

①自身の端末から発信

➁携帯会社の通信網を経由

③相手の端末へ着信

①自身の端末から発信

➁携帯会社の通信網を経由

③インターネットを経由

④LINE社のシステムへアクセス

⑤インターネットを経由

⑥携帯会社の通信網を経由

⑦相手の端末へ着信

 

上記の通信方法の違いにより、通話品質に大きな差が発生します。電話番号を使用した通話は、携帯会社の帯域保障をしている通信網のみを経由しているため高品質で安定しています。一方、LINE Outはインターネットを経由しているため、ご自身が今いる場所の電波強度、通信環境に大きく左右されることになります。

LINE Outは仕事でも使える? 無料で電話会議をする利便性と課題

LINE Outを業務で活用するうえで利便性と課題を紹介します。
まず利便性において、社内間のコミュニケーションツールとして、LINE Outは非常に便利です。通信容量(1分0.3MB)は消費しますが、通話料はかかりません。
グループ間での複数人同時通話も可能なため、電話会議が気軽にできます。
またグループ間でのチャット機能で参考資料なども共有することができます。
コミュニケーションツールとしてLINEは非常に便利ですが、仕事で使用する際の課題は双方がLINEのアカウント登録している必要があることです。


最近では、ビジネス用のLINEである、「LINE WORKS」というサービスもありますが、法人によっては、職場内で個人または会社貸与のスマートフォンでのアプリの利用を制限している会社も多くあります。
双方でスマートフォンのLINEのアカウント登録ができる法人同士では通話料が無料になるため有効ですが、現段階では利用できる法人はまだ多くないようです。

まとめ

今回は、プライベートでよく使われているLINE Outについて紹介しました。
仕事でうまく活用できれば、職場内や取引先とのコミュニケーションがスムーズになり、コスト削減にもつながります。
情報化社会において情報共有のスピードがさらに求められているため、仕事でもLINE Outや電話会議機能をつかわれる機会が少しずつ増えることが予想されます。
これからの世の中の動きに合わせ、S-Collection株式会社は最新情報を随時発信していきます。

 

※2020年10月27日、内容を更新いたしました。