どう選ぶ?はじめてのスマートスピーカー
徹底比較!各種スマートスピーカーの特徴
前回「国内市場が急速に拡大中!?スマートスピーカーとは? - S-Collection株式会社 通信事業について」ではスマートスピーカーの特徴と機種について説明しました。今回は、日本国内で販売されている代表的なスマートスピーカーについて比較します。
Amazon Echo
Amazon EchoはAmazon.com, Inc.が開発したスマートスピーカーで、Alexaという人工知能を搭載しています。
北米では最大シェアを占めるAmazon Echoですが、最大の特長は豊富な拡張機能とAmazon.co.jpとの連携です。
20,000を超える拡張機能が用意されており、個人でもカスタマイズできます。
また、Amazon.com, Inc.製ですので、話しかけるだけでAmazon.co.jpで買いものもできます。独自のビームフォーミング機能(電波を細く絞って、特定の方向に向けて集中的に発射することで必要な音をピンポイントで拾ったり出したりする技術)により、ほかのスピーカーより高い性能を発揮しています。
Google Home
Google LLCはGoogle Assistanceという人工知能を搭載したGoogle Homeを販売しています。
日本では最大のシェアを占めており、音声認識の精度が高いことが特長です。
Google検索やGoogleマップとの連携により、情報を検索する機能が優れています。
拡張機能の少なさが弱点と言われていましたが、2018年のはじめころには多くの拡張機能がでそろい、Amazon Echoと遜色ない機能が提供されています。
Clova WAVE
LINE株式会社は自社開発したClovaという人工知能を搭載したClova WAVEを発売しました。
Clova WAVEの強みは、LINEとの連携によるメッセージ機能と、バッテリーが標準装備されているため持ち運びが容易なことです。
Clova Waveの廉価版のClova Friendsにはメッセージ機能だけでなく通話機能もついており、手が離せないときに重宝します。
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特徴 |
用途 |
Amazon.co.jp連携が可能 マイクの性能が優れている |
Amazon.co.jpで買いもの 自分で機能を開発 |
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Google連携が可能 音声認識の精度が高い |
自分で機能を開発 |
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Clova Wave |
LINEと連携してメッセージ送信が可能 バッテリーが標準装備 |
LINEメッセージ LINE通話(一部機種) |
スマートスピーカーは、将来的にはリモートワークの推進や家事や育児をしながらのコミュニケーションなどさまざまな用途につかえる可能性を秘めています。
これを機会にスマートスピーカーの購入を検討されてみてはいかがでしょうか。