S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

3Gの登場により大きく進歩した世の中の当たり前

時代の発展に貢献した3G

前回の「より高速に、より快適に!データ量とともに進化する通信規格!」に引きつづき第2回目です。今回は通信規格のなかの3Gについて紹介します。

3Gは携帯電話やスマートフォンなどで用いられる移動体通信システム規格のひとつで、第3世代を意味する3rd Generationの略で3Gと表されています。デジタル方式2G(第2世代)を経て、2001年10月にdocomoが「FOMA(フォーマ)」の名称で3Gの通信サービスを開始したのが日本でのはじまりです。

2Gが最大64kbps(1秒間に64キロビットの通信ができる速度)程度(下り)であったのに対して、3Gは最大3.6Mbps(下り)まで通信速度が高速化され、高画素の画像や動画などの大容量のデータが、短時間で送受信できるようになりました。
3Gの登場により、伝えたい情報を動画を含む大容量の情報として、容易かつリアルタイムにデジタル化し、それを再度アナログに戻すことが可能になりました。そして音声、画像、動画などを通じて、コミュニケーションが行われるようになりました。

インターネットがより身近な存在に!

3Gの登場で携帯電話の意味合いも変わってきました。
携帯電話がインターネットに接続可能なモバイル端末として気軽に使用できるようになったのです。3G以前はインターネットと無縁であった人も、3Gの登場以降は携帯電話を契約するだけで、気軽にインターネットへの接続が可能となりました。たとえば、天気予報、ニュースなどの情報系サービス、オンラインバンキングなどのトランザクション系のサービス、鉄道の経路検索などの検索系サービスなどの必要な情報を、いつでもどこでも必要なタイミングで手に入れることができるようになったのです。

この時代から、ブログやソーシャルネットワークサービス(SNS))のような新しいサービスも出てきて、これまでの「不特定多数の人に向けて発信するインターネット」から「個人と個人をつないでいくインターネット」へと大きく変化してきました。

世界に大きな変化をもたらした3Gでしたが、技術の進歩により高速な通信規格が求められるようになり、3Gでは不十分になってきました。そこで提案されたのが、LTEや4Gといった新たな通信規格なのです。

今回の記事では3Gについて紹介をしました。次回は新たな通信規格4Gについて触れていきます。