S-Collection株式会社 通信事業について

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5Gの実現でスタジアムをスマート化!

「観戦」から「体験」に!横浜スタジアムの取り組み

2020年に日本で5Gが実装されることに伴い、日々のニュースの中でも5Gという言葉が多く聞こえてくるようになりました。

以前、「世界が広がる!新しい通信サービス5Gの魅力」で紹介しましたが、5Gが実装されれば、現行の4Gと比較すると通信速度が100倍になり、ほぼリアルタイムでデータのやり取りができるようになると言われています。

また、最近では、「5G」という言葉だけではなく、普段の生活のなかで5Gの魅力を体験できる場面も徐々に増えてきました。

今回は、そんな5Gの魅力を体験できる例として、「横浜スタジアム」における「スマートスタジアム」の取り組みについて紹介します。

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新しい技術を取り入れたことで楽しさ増大!スタジアムをスマート化!!

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スマートスタジアムとは、5GやIoT、XR(AR/VR/MR)といった新しい通信技術を導入したスタジアムのことを指します。
横浜スタジアムの場合は、2020年に5Gのサービスを展開するKDDI株式会社と協力し、スタジアムのスマート化に取り組んでいます。

野球観戦においては、スマート化によって、5GやXR、そして自由視点を組み合わせた映像技術を活用し、ファン一人ひとりがリアルタイムでも、リプレイでも、自分の好きな視点で、観戦を楽しむことができるようになります。

また、プロ野球のシーズンオフの期間にスタジアムならではの体験ができるエンターテイメントを導入し、これまでは集客が難しかった時期でもスタジアムにファンが訪れるような仕組みを検討しています。

横浜スタジアムで行われる3つの取り組み

横浜スタジアムでは、観戦におけるスマート化以外にも、行動データのセンシングなどを行い、スタジアムを中心とした地域のエリアマーケティング施策の研究を行っています。

1つ目は、デジタルサイネージの活用です。設置されたサイネージで、野球の試合開催日のスタジアム内のフードやショップ、周辺の飲食店についての情報をリアルタイムで配信し、来場者の購買意欲を喚起します。

2つ目はARを用いたスタンプラリーです。
デジタルサイネージスマートフォンをかざしてスタンプを集め、抽選でサインボールがプレゼントされる企画です。この、ARスタンプラリーは9月18日~21日のプロ野球開催日に行われました。

3つ目は「au PAY」のQRコード決済の導入といった決済のスマート化です。
横浜スタジアム内の店舗や立ち売り販売、スタジアムの周辺の店舗がau PAYや電子マネー、クレジットカードでの決済に対応することで、現金でのハンドリングの手間を省き、よりスムーズに買い物ができるようになっています。
また、スマート化により得られるスタジアム周辺地域の決済データは、ビックデータとしてエリアマーケティングの研究に活かされます。

スポーツ観戦におけるスマート化は、海外ではアメリカンフットボールやバスケットボールのスタジアムなどでも進んでおり、これから日本でも「スマートスタジアム」が増え、新しい体験ができる場所が増えていくことが予想されます。

S-Collection株式会社では、最先端の技術だけではなく、そうした技術を活かした事例を紹介することで、日常の中の新しい体験を提案しつづけていけるよう努めてまいります。