S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

電波を知るとわかる!端末同士がつながる理由

なぜ端末同士で電話がつながるのか?

固定電話では電話線をつないで電話をしたり、パソコンではLANケーブルによってネットワークに接続したり、これまでは物理的な線を用いて外部と通信することが一般的でした。現在、多くの人が端末を使って会話をしていますが、端末間に電話線もなく、どうしてつながるのか疑問に感じることはありませんか。今回は端末同士がつながる仕組みと電波について伝えます。

1.相手側の端末へつながる流れ

まず、端末同士がつながる一連の流れを説明します。 
①発信者側の端末から電波を発信
②最寄りの無線基地局が電波を受信
③無線基地局から有線ケーブルを経由して相手側の最寄りの無線基地局へ電波を送る
④無線基地局から着信者側の端末へ電波を発信
⑤着信者側の端末で電波を受信

このように、お互いの端末間を直接電波が送受信せず、複数の無線基地局の有線ケーブルを経由してつながっています。端末と無線基地局をつなげるためには電波は必要不可欠です。

2.電波の特徴を活かして電話を掛けること!

電波の大きな特徴を3つあげます。電波の特徴を知っておくと端末で電話をする場所を意識するため、通話品質が上がります。

電波の3つの特徴

①基本的に波状を描き、まっすぐに進む
②障害物があれば曲がる
③電気を通しやすい金属のようなものは反射する

そのため、「端末を高いところに上げる」「窓を開ける」「電波状態のよい開けたところへ移動する」「近くにある障害物から離れる」ことで、電波を拾いやすくなります。また、電波をつなぎ直して最適な無線基地局からの電波を使用することも効果的です。電話がつながりにくいときに試してみてください。

今回は端末での電話と電波の関係性がテーマでしたが、LTEWi-Fiも電波を用いた無線通信です。今回のテーマをふまえて、「知っている人は知っているLTEとWi-Fiの特徴 - S-Collection株式会社 通信事業について」を読んでいただくとより知識が深まります。