S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

データ運用におけるクラウドストレージの2つの価値

セキュリティ対策と利便性を踏まえたデータ運用とは

近年、映像や画像の使用や書類の電子化により、業務で使用するデータの容量が大きくなっています。業務の中で重要度が増しているデータの保管方法とセキュリティ対策には、各企業がさまざまな方法で対応されています。企業があつかう情報は、機密性のレベルに関わらず大切な資産であり、事業を継続するためには情報漏えいのリスクから守る必要があります。
今回はデータの扱い方について、まずはセキュリティ面で大切なデータ保管について、次に業務面で利便性の観点から紹介します。

1.データ保管はクラウドストレージが主流!

データ保管は大きくわけて3つの方法があります。
①PC端末やタブレット内のストレージに保管する方法
②外部メモリ(USBメモリや外付けHDD)に保管する方法
クラウドストレージ(オンラインストレージともいわれます)に保管する方法

①、②の保管方法の場合には、通信環境のない場所においても利用できるというメリットがある反面、情報漏えいのリスクとしては高いものになります。以前、管理者必見!情報流出を未然に防ぐ5つの方法! - S-Collection株式会社 通信事業について」で紹介したように、データを保管している機器を従業員が外へ持ちだすことにより、端末や外部メモリの紛失、盗難などによる情報漏えいにつながります。

③のクラウドストレージはデータの読み込みに通信環境が必要になりますが、すべてのデータを 1 か所にまとめて保存できるため、物理的な端末や外部メモリの紛失、盗難などの心配がありません。たとえ端末が故障や紛失をしたとしても、別の端末に設定をすればすぐに確認することができるようになります。

また、保守体制はクラウドサービス提供会社の運用となるため、自社でサーバーの保守体制をもつ必要がなく、情報漏えいのリスクからは解放されます。このようなメリットにより、データ保管はクラウドストレージが主流となっています。

2.データの受け渡しにも利便性なクラウドストレージ

企業において、業務部署または役職ごとにファイル共有をする場面も多くなっています。その際に、PC端末や外部メモリに入った情報をメールで送信して受け渡します。冒頭でお伝えしましたが、近年ではファイルのデータ容量が大きくなってきたため、メール送信容量の上限を超え、送信ができないことがあります。
クラウドストレージを導入した場合、データ保存先のリンク(URL)を共有するだけでデータを受け渡すことができます。また、一度渡ししたデータも修正箇所が発生しした場合には、即時に編集することができるため、修正後に送りなおす必要もなく済みます。
クラウドストレージは各企業が多種多様なサービスと組み合わせて提供しているサービスです。

今回は、守りのセキュリティ面、攻めの業務効率面の両方で主流となっているクラウドストレージについて紹介しました。S-Collection株式会社は、お客さまの大切な情報資産の保護、管理の徹底をするとともに、より企業活動が促進する情報を発信していきます。