S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

技術の進歩により増加するデータ量と新たな通信規格

4Gがつくりだす新たな世界

前回の「通信規格3Gについて」に引きつづき第3回目です。

今回は通信規格のなかの4G について紹介します。
4Gは携帯電話やスマートフォンなどで用いられる移動体通信システム規格のひとつで、3Gの後継として登場した高速な通信規格です。

超高速データ通信!4Gの魅力

4Gの定義としては、以下のようなことがあげられます。
・50Mbps~1Gbps(1秒間に50M~1Gbitの通信ができる速度)程度の高速通信
・従来のIPアドレスIPv4を発展させたIPv6に対応
無線LANBluetoothなどの通信網と連携して、固定通信網と移動通信網を意識せずに切替利用できる

このように、4Gになることで、50Mbps以上の超高速データ通信が可能になり、スマートフォンで高画質な映像視聴もできるようになりました。たとえは、゙ 4G の環境下で、容量が 2GB の HD(高精細度)動画をダウンロードすると、わずか約 5 分間で完了してしまいます。3Gでは動きがカクカクしたり、途中で止まってしまったりするが、4Gにすると急にスムーズにきれいな画質になることもしばしばあります。
このように、インターネットの接続スピードが速い、遅延時間が短いなどの特徴を有している4Gですが、この4Gをさまざまな業務形態のビジネスへ活用することも可能です。

LTEは4G?

4Gと同じような意味で、LTEという言葉を聞いたことはありませんか?
LTEはLong Term Evolutionの略で、元々は4Gが登場するまでの3Gと4Gの橋渡し的な役割を果たす通信規格で3.9Gと呼ばれていました。2010年12月6日に国際電気通信連合が、正式には4Gの定義にあてはまらないが、3Gを発展させた、ハイスピードの4Gに近い規格も「4Gと呼んでもよい」と発表したこともあり、現在ではLTEを4Gと呼んでも間違いではありません。そのため、携帯電話やスマートフォンのサービスにおいては便宜上LTEのことを「4G」や「4GLTE」と呼んでいるものもあるのです。

時代の変化と技術の進歩とともに、1Gから4Gへと通信に関わる規格もますます進歩してきました。
次回「3Gと4Gの比較」では、3Gと4Gではどのような違いがあるのかをわかりやすく比較します。