意外な落とし穴?!Wi-Fiスポット利用時の注意点!
Wi-Fiスポットの危険性
誰でも無料で利用できるWi-Fiスポットは便利な反面、セキュリティ面での危険性をはらんでいます。1番のリスクは、個人情報の流出です。Wi-Fiスポットの場合不特定多数の人が利用できるため、外部からの不正なアクセスによって通信内容を盗み見られる可能性があります。特に、インターネットバンキングのID、パスワードやクレジットカード番号が流出すると、金銭的な被害にもつながります。
具体的なセキュリティ対策
ではどのように防げばよいのでしょうか。
具体的なセキュリティ対策として、下記の2点があります。
1.大事な情報はSSLでやりとりする
SSLとは、Secure Socket Layerの略であり、インターネット上でデータを暗号化して送受信する方法のことを指します。URLが「https://」で始まっていること、ブラウザに鍵マークが表示されていることでSSLを利用しているか確認できます。近年は、SSL通信解読に対応していないセキュリティを利用していると、外部からの不正なアクセスに気づかないリスクがあります。ただし、SSL通信解読に対応しているセキュリティを利用することで対策することができます。
2.ファイル共有機能を解除する
ファイル共有機能とは、ネットワークを経由して自分の端末に保存されているファイルを他のユーザと共有することができる機能です。この機能が有効になっていると自分のパソコンやスマートフォンに保存してあるファイルを他人から読み取られたり、不正なファイル(コンピュータウイルスなど)を送り込まれたりすることがあります。Wi-Fiスポット利用時は、この機能を解除して使用することをオススメします。
お客さまが安心してインターネットをご利用いただくために
ソフトバンクグループ株式会社社長の孫正義氏が、2017年6月21日の株主総会で無料Wi-Fiスポットのセキュリティの問題に言及し、「無料Wi-Fiよりも、世界中の携帯事業者とデータローミングをする方がいい。」と答えています。Wi-Fiスポットのセキュリティ対策は、それほど難しい問題と認識されています。特に、インターネットバンキングやクレジットカードを利用する場合は、Wi-Fiスポットに接続せずに利用したほうが賢明ではないでしょうか。
※データローミングとは、国内の携帯電話会社の電波が届かない場所(海外)で、各社が提携する現地の携帯電話会社のネットワークを使って通信を行う機能のことです。ここでは、日本国内の携帯電話会社のネットワークを使って、海外の携帯電話会社が日本で通信できるようにすることを指します。
S-Collection株式会社が提供するMVNOでは、豊富なパケット通信が可能です。Wi-Fiスポットと使い分けることで、今後もお客さまに安心して快適にインターネットをご利用いただく環境を整えてまいります。