S-Collection株式会社 通信事業について

S-Collection株式会社のMVNO事業

新しいiPad登場!?買うならどっち?

iPad登場!あなたが選ぶならWi-Fiモデル?それともWi-Fi+Cellularモデル?? 

3月18日に急遽、iPadの新モデルが発表されました。
とくに「iPad mini」は3年半ぶりの発売となり、注目を集めています。

このiPadiPad miniには64GB、256GBがあります。
さらにWi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル(以下、Cellularモデル)があります。

ところで、この二つのモデルにどういった違いがあるのかを説明できる方は、多くないのではないでしょうか。
今回は、この二つの新モデルの違いを紹介します。

1.モデルは用途によって変更すべし!?

Wi-Fiモデル」と「Cellularモデル」の違いを一言で表すならば、「Cellularモデルのみ、通信会社のSIMカードを入れることでLTE回線を使ってインターネットができる」ことです。

通信容量に関してはWi-Fiによって決まるので、両モデルに大きな違いはありません。
Cellularモデルのほうが格安SIMなどにも対応できるため、通信容量の自由度は高くなります。

さらにくわしく説明すると、二つの違いは下記のようになります。

Wi-Fiモデルが通信できる条件はWi-Fi環境下のみ
・Cellularモデルは外でも4G LTE回線を使ってインターネットができる
・CellularモデルはGPSを内蔵しているので地図情報が正確に読める
・CellularモデルはApple SIM・eSIMに対応
・Cellularモデルはテザリング可能

以上のことから、外出先でiPadを使用することが多い人は、Cellularモデルがオススメです。
モバイルデータの回線を使用してテザリング接続できるため、とても便利です。

また、海外へ行くことの多い方にもCellularモデルがオススメです。
通常、海外で携帯端末を使用しようとすると、SIMカードを現地で調達する必要があります。
しかし、Apple SIMやeSIMを内蔵しているiPadのCellularモデルがあれば、各国の通信網の利用を設定画面から簡単に申し込むことが可能です。

このように、二つモデルにはそれぞれの特徴があります。
通常のWi-Fiモデルは購入額が安いという特徴があり、Cellularモデルは出来ることの幅が広がる代わりに値段が高価になります。

自分の生活スタイルにあったモデルを購入することで、素敵なiPadライフを楽しみましょう。

これからの日本の農業ビジネスを支えるIoT技術とのコラボ

スマート農業とは先端技術と従来の農業技術の融合!

農林水産省は以前、農業従事者の高齢化(平均年齢66.4歳、65歳以上が全体の63.5%を占める)を課題としていました。
その解決策として掲げられた技術が、最近、話題となっている「スマート農業」です。

スマート農業とは、先端技術(IoT、ロボティクス、ビッグデータ)と農業技術(匠の技、農機の操縦、栽培技術)を合わせた超省力かつ高品質生産を実現する、新たな農業のことをいいます。

今回は、そのスマート農業とIoTの関係について紹介します。

1.次世代の農業が目指す5つの方向性!

農林水産省はスマート農業が目指す5つの柱(目標)は下記のとおりです。

1.超省力と大規模生産を実現
GPS自動走行システムなどの導入による農業機械の夜間走行、複数走行、さらに自動走行などで、作業能力の限界を打破します。

2.作物の能力を最大限に発揮
センシング技術や過去のデータに基づくきめ細やかな栽培により(精密農業)、 作物のポテンシャルを最大限に引き出すことで、多収や高品質を実現します。

3.きつい作業、危険な作業から解放
収穫物の積み下ろしなどの重労働をアシストスーツで軽労化します。
さらに、除草ロボットなどによって作業の自動化を図ります。

4.誰もが取り組みやすい農業を実現
農業機械のアシスト装置により経験の浅いオペレーターでも高精度の作業が可能となるほか、ノウハウをデータ化することで若者などが農業に続々とトライする環境を構築します。

5.消費者や実需者に安心と信頼を提供
クラウドシステムにより、生産の詳しい情報を消費者や実需者へダイレクトにつなげることで、安心と信頼を届けます。

この次世代の農業が目指す5つの目標を達成することにより、より豊かな社会の実現へと向かっていきます。

2.スマート農業とドローンの活用

現在、ドローンを活用したセンシング技術や搬送機能は、ビジネスの場で広く注目を浴びています。
ドローンから得られたデータはIoTによって広く活用されるなか、農業においても同様に注目を浴びる技術のひとつとなっており、すでに商品化もされています。

ここでは、農業におけるドローンの活用事例を2つ紹介します。

1.センシング技術を搭載したドローンによるモニタリング
ドローンに搭載したNDVIカメラからのセンシングにより、「ほ場のバラつき」をマップ化や温度感知センサーを用いて、作物の温度ストレスの把握が可能になります。

2.農薬散布や種子散布
ドローンを用いての農薬散布や種子散布を実施することにより、農業従業者の負担軽減や作業時間の短縮、生産性の向上が可能になります。
また、日本は海外と異なり、中小規模の農地が多いため、飛行機による散布は向かない傾向があります。

今回は、いま話題となっているスマート農業とIoTの関係について、紹介しました。
S-Collection株式会社は、世の中の新しい技術や運用方法を収集し、より企業活動が促進する情報を発信していきます。

LINE Outを業務で活用するときの重要な2つのポイント!

通話機能とはここが違う!LINE Outの通信方法と特徴!

近年、コミュニケーションアプリとして代表的なサービスにLINEがあります。
日本でのユーザー数は2020年9月時点で8,400万人と言われており、手軽に連絡を取れるチャットツールとして広く普及しています。
またチャットのみならず、IP電話サービス(LINE Out、LINEユーザー間の無料通話)も提供していて10~30代を中心に端末の電話番号を使用した通話ではなく、LINEでの無料通話が主流となっています。
今回は、「端末の電話番号を使用した通話」と「LINE Out」の違いについて、業務における利便性の観点から紹介します。

通話が「聞こえない」「途切れる」原因は電波や通信環境!インターネットを経由している LINE Out

同じように通話する場合でも、LINE Outと端末の通話機能では、相手の端末へ着信するまでの経路に大きな違いがあります。

 

電話番号を使用した通話

LINE Out

①自身の端末から発信

➁携帯会社の通信網を経由

③相手の端末へ着信

①自身の端末から発信

➁携帯会社の通信網を経由

③インターネットを経由

④LINE社のシステムへアクセス

⑤インターネットを経由

⑥携帯会社の通信網を経由

⑦相手の端末へ着信

 

上記の通信方法の違いにより、通話品質に大きな差が発生します。電話番号を使用した通話は、携帯会社の帯域保障をしている通信網のみを経由しているため高品質で安定しています。一方、LINE Outはインターネットを経由しているため、ご自身が今いる場所の電波強度、通信環境に大きく左右されることになります。

LINE Outは仕事でも使える? 無料で電話会議をする利便性と課題

LINE Outを業務で活用するうえで利便性と課題を紹介します。
まず利便性において、社内間のコミュニケーションツールとして、LINE Outは非常に便利です。通信容量(1分0.3MB)は消費しますが、通話料はかかりません。
グループ間での複数人同時通話も可能なため、電話会議が気軽にできます。
またグループ間でのチャット機能で参考資料なども共有することができます。
コミュニケーションツールとしてLINEは非常に便利ですが、仕事で使用する際の課題は双方がLINEのアカウント登録している必要があることです。


最近では、ビジネス用のLINEである、「LINE WORKS」というサービスもありますが、法人によっては、職場内で個人または会社貸与のスマートフォンでのアプリの利用を制限している会社も多くあります。
双方でスマートフォンのLINEのアカウント登録ができる法人同士では通話料が無料になるため有効ですが、現段階では利用できる法人はまだ多くないようです。

まとめ

今回は、プライベートでよく使われているLINE Outについて紹介しました。
仕事でうまく活用できれば、職場内や取引先とのコミュニケーションがスムーズになり、コスト削減にもつながります。
情報化社会において情報共有のスピードがさらに求められているため、仕事でもLINE Outや電話会議機能をつかわれる機会が少しずつ増えることが予想されます。
これからの世の中の動きに合わせ、S-Collection株式会社は最新情報を随時発信していきます。

 

※2020年10月27日、内容を更新いたしました。

クラウドサービスとインターネット回線の関係!

クラウドサービスの種類!!

以前、「 ソフトウェアのインストールは不要!新たな利用形態「クラウド」」でクラウドサービスについて説明しましたが、今回はさらに詳しく説明します。クラウドサービスは、インターネットに接続して利用するソフトウェアサービスのことをいいます。


大きく分けて3つ!!

クラウドサービスはソフトウェアサービスの提供形態によって、3つに区分されています。

SaaS(Software as a Service)

SaaSは、アプリケーションを提供するクラウドサービスです。馴染み深いものにGmailDropboxMicrosoft OneDrive、Google Driveなどがあります!。
以前は、メールを送るためにもOutlookBecky!といったメールソフトを自分のパソコンにダウンロードしてから初めて利用することができましたが、SaaSの登場で、インターネット上にログインをすれば、利用できるようになりました。


➁PaaS(Platform as a Service)

PaaSはミドルウェアとOSを提供し、主にアプリケーションの開発に利用されています。
AWSAmazon Web Service)やMicrosoft Azure、IBM Bluemixなどが代表的です。エンジニアが開発の際に利用することが多く、新しいアプリケーションを開発するために開発環境をまず構築していた時代から大幅なコスト削減と仕事の効率化が実現しました。

③IaaS(Infrastructure as a Service)

SaaSはOSを提供し、アプリケーションやプラットフォームを自由に開発できます。
AWSMicrosoft Azureが代表的です。IaaSが登場する前は、ひとつのアプリケーションを開発するためにひとつのサーバーが必要でした。インターネットの普及でアプリケーションの数が増え、同じように導入するサーバーの数も増えた結果、サーバーが乱立し管理が課題となっていました。そこで、IaaSを利用することによって「仮想サーバー」を構築することが可能になり、サーバーをアプリケーションごとに導入する必要がなくなりました。

インターネット回線へも影響あり!?

ここまでにクラウドの用途と違いを説明してきましたが、すべてのクラウドに共通していえることは、インターネット回線につながっいるという点です。しかし、アプリケーションをつかうこと(SaaS)と、開発すること(PaaS・IaaS)は扱うデータ量が異なることがあります。データ量が増えるとクラウドサービスにつながっているインターネット回線の通信量も増えます。クラウドサービスを導入する場合は、「どういった用途でクラウドを使って、どのくらいのデータ量や通信量を使用するのか」によってインターネット回線や通信環境を検討する必要があります。

 

プロバイダとは?個人契約と法人契約の違いシリーズ!~法人契約編~

法人向けのプロバイダとは?

インターネットは日々の業務に直結するため、今後の事業展開に合わせたサービスを選ぶことが大切です。前回の「 プロバイダとは?個人契約と法人契約の違いシリーズ!~個人契約編~」ではプロバイダの概要と個人契約をする場合のしくみを説明しましたが、今回は法人契約について詳しく説明します。プロバイダには個人向けと法人向けがあり、大きな違いがふたつあります。

①速度制限が豊富

固定IPアドレスの有無

1.プロバイダの速度制限とは?違いは利用できる容量の幅!

現在、インターネットは光回線が主流になったため、快適に利用できます。しかし光回線を使っていても速度制限されることがあります。その原因の多くはプロバイダによる速度制限です。
プロバイダによって管理できるキャパシティに違いがあり、キャパシティの小さいプロバイダはインターネットの利用が急増すると、混雑を緩和させるため速度制限をかけます。速度制限がかかるとインターネットが利用しにくくなり、業務に支障をきたすことがあります。それを防ぐため、法人向けプロバイダは個人向けのプロバイダに比べてキャパシティが大きく、速度制限のかかりにくいサービスが用意されています。

2.固定IPアドレスとは?

IPアドレスは、インターネット上の住所にあたり、デバイスごとに設定されています。そして、何度接続しても固定されているIPアドレス固定IPアドレスといいます。法人向けプロバイダの大きな特徴のひとつです。固定IPアドレスを取得すると、社外からのアクセスを制限できるため、以下の用途を可能にします。

・社内のwebサーバでホームページなどを公開すること。
・社外から安全なリモートアクセスをすること。
・インターネットVPNを構築すること。

インターネットの利用だけでなく、こういった利用用途に合わせ、固定IPアドレスや速度制限についても考慮してプロバイダを選ぶことが大切です。

 

プロバイダとは?個人契約と法人契約の違いシリーズ!~個人契約編~


プロバイダとは通信機器とインターネットをつなげるキャリア!

インターネットを利用するには、通信回線とインターネットプロバイダ(以下、プロバイダ)のふたつが必要です。
通信回線には有線と無線があり、詳しくは「インターネット普及の根源!光回線を徹底解剖!① 」や「知っている人は知っているLTEとWi-Fiの特徴 」を読んでいただけるとわかります。
プロバイダとは、通信回線を通じてインターネットとつなげる通信事業者(キャリア)のことをいいます。

 

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1.IPアドレスはインターネット上の住所のような役目

通信端末がインターネットにつながるためには、IPアドレスというインターネット上で住所のようなモノが必要です。プロバイダは通信端末に、このIPアドレスを割り当てる役割をします。

2.プロバイダには別契約型と一体型があり!

最近は、通信回線とプロバイダの一体型サービスが増えているため、混在されることがあります。よく耳にするプロバイダを例に、別契約型と一体型とで挙げてみます。

①プロバイダ別契約型の特徴

プロバイダ別契約型は以下のプロバイダとは別に、通信回線の選定が必要になります。
・OCN

Yahoo! BB

So-net

BIGLOBE

plalaぷらら

au one net など

➁プロバイダ一体型の特徴

光回線などの通信回線とセットになっています。「〇〇光」の名前のものはだいたいプロバイダ一体型です。

・OCN光

So-net

BIGLOBE

・ドコモ光

Softbank光 など 

プロバイダが別契約か一体型かによって、新規の申し込み方法や解約方法、変更の仕方が違うため、申し込み窓口や手順を確認しておくことが大切です。

 

次回は、プロバイダのお話第二弾で法人契約編「プロバイダとは?個人契約と法人契約の違いシリーズ!~法人契約編~」を解説します。

スマートフォンが普及しても固定電話が必要とされ続ける理由

ひとり一台端末を所有していても、固定電話をもつメリット!

現在日本ではほとんどの方が端末を1人1台持っています。「固定電話は必要ない」という考えから端末のみ使用し、自宅に固定電話を置いてない方もいますが、スマートフォンが普及した現在でも固定電話は個人や法人を問わず多くの方に支持されています。今回は固定電話をもつメリットと、固定電話の回線をひかり電話にするメリットを伝えます。

1.固定電話の3つの特徴とメリット固定電話の特徴をふまえ、端末と比べたメリットを3点紹介します。

①災害に強い

災害が起きて停電になった際、スマートフォンは充電ができないと1~2日程度で電池が切れてしまうことがあります。しかし、バッテリー式の固定電話は充電をしなくとも1週間近くもつ機種があるため、災害時も安心して通話ができます。


➁防犯に強い

固定電話に備わっている録音機能や、迷惑電話や非通知電話のブロック機能は防犯対策として有効です。たとえば、振り込め詐欺などの迷惑電話をブロックすることができます。

③通話料金が安い

以下の表は、固定電話と端末、それぞれ3分間通話した場合の通話料金を比較しています。比較してみると固定電話が端末に比べ、コストが掛からないことがわかります。(なお、今回はNTT東日本のアナログ・ISDN回線とNTTドコモで比較しています)

 

 

NTT東日本

アナログ・ISDN回線

※平日8時~19時の場合

NTTドコモ

※「タイプXiにねん」

プランの場合

市内間電話

9.18円(税込)~

129.6円(税込)~

県内市外への通話

21.6円(税込)~

129.6円(税込)~

県外への通話

86.4円(税込)~

129.6円(税込)~

アメリカへの通話

160円(税込)~

204円(税込)~

NTTドコモの携帯への通話

51.84円(税込)~

129.6円(税込)~

 


2.ひかり電話でさらに通話料金をお得にできる

以前、「コミュニケーションツールの革命!固定電話の歴史について - S-Collection株式会社 通信事業について」で

紹介したように、電話回線は、アナログ回線、ISDN回線、光回線の3種類にわけられています。
下記の表は一般電話とひかり電話、それぞれ3分間通話した場合の通話料金を比較しています。(なお、今回はNTT東日本のアナログ・ISDN回線とNTT東日本ひかり電話で比較しています)

 

NTT一般電話

※8時~19時場合

ひかり電話

市内間電話

9.18円(税込)~

8.64円(税込)~

県内市外への通話

21.6円(税込)~

8.64円(税込)~

県外への通話

86.4円(税込)~

8.64円(税込)~

アメリカへの通話

160円(税込)~

27円(税込)~

NTTドコモの携帯への通話

51.84円(税込)~

51.84円(税込)~


災害、防犯または通話料金を端末と比較すると固定電話が必要なことがわかります。端末のみ使用している方や固定電話が必要ないと考えている方は、固定電話の利用も考え直し、さらに電話の頻度が多い方は毎月の通話料金を抑えるために固定電話の電話回線をひかり電話へしてみてはいかがでしょうか。